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GUEST:羽野晶紀 西洋薬と漢方薬、それぞれの長所を生かしながら健康管理をしてきたいですね。

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羽野晶紀(はの・あき)
PROFILE
羽野晶紀(はの・あき)
タレント・女優
1987年より劇団☆新感線に参加。関西を中心にCM・バラエティで活躍し、1990年には全国進出、TVドラマ・映画・劇団以外の舞台にも数多く出演し、2002年結婚を機に芸能界を休業。2007年に復帰後は情報番組やバラエティのレギュラーを持つなど精力的に活動中。

毎日子どもたちのお弁当を作っています

--やわらかい語り口で幅広い世代に人気の羽野晶紀さん。狂言師・和泉元彌さんの奥様、そしておふたりのお子さんたちのお母さんでもあり、お忙しい毎日をお過ごしなのではないでしょうか。

羽野さん:昨年11月に仕事を再開してから1年が過ぎ、だいぶ慣れてきました。周囲の方たちの助けも借りながら、何とかやっています。

--お子さんたちは羽野さんお手製のお弁当を持って幼稚園に通っているそうですね。毎日のお弁当作りは大変ですか。

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:遠方に出かけなければならない仕事で4時起きするようなときはちょっとつらいですが、時間もお弁当の中身も臨機応変にやりくりしています。私の母も共働きをしていたので、仕事から帰ってきたときに冷蔵庫を開けてその中にある材料で工夫しながらおかずを作っていました。私もお買い物に行けなかったとしても、冷蔵庫の中と相談しながらいろいろ作るのが楽しみなんです。あり合わせの材料でも、子どもたちの期待を裏切らないようなお弁当にするよう心がけています。子どもって「今日はどんなお弁当なのかな」ってワクワクしながらお弁当箱の蓋を開けるでしょう?

--そうですね。ご自身のブログでもお弁当の写真を紹介されていますね。かわいらしいお弁当がたくさん載っていました。

羽野さん:できあがると嬉しくて、ふたり分並べて写真を撮ってブログにアップしています。ブログは食べものの話題が多いですね。何も考えずにスタートしたのに、いつの間にか食べものの話題が多くなって…。毎日口に入れるものだからやはり気になります。それに私は食べることも好きだし、何を食べようか考えるのも大好きなんです。

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楽しみは家族のためにお土産を買うこと

--最近ブログで頻繁に話題にしている食べものや、羽野さんが関心を持っていらっしゃる食べものなどはありますか。

羽野さん:お土産かな。仕事柄いろいろな場所に出かけますから、その土地ならではの有名なお菓子や、地元の方おススメの名産品などを家族のために買って帰ります。今もあちこち行きますが、お仕事を再開する前も狂言の公演などで全国各地に出かけていたので、情報は豊富ですよ。お仕事関連の方や友人には「そこに行くならこの店のこれがおいしいから、絶対食べてきて」とか「お土産はこれがいいよ」とか、行き先ごとにアドバイスしています。

--なぜお土産に関心を持つようになったのでしょう。

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:昔から旅先でその土地の名物を食べるのは大好きでした。でも今は家で子どもたちが待っていますから、のんびり観光というわけにはいかないし、時間があったとしても自分だけでぶらぶらする気にならなくて…。1分でも早く帰って子どもたちの顔が見たいんですね。だから仕事が終わるとどこにも寄らずに駅や空港へ向かって、電車や飛行機を待つちょっとした時間にお店を覗いてお土産を買うことが習慣になりました。選んでいる時間も楽しいし、家族と一緒に包みを解くときのワクワク感もたまりませんね。

---お土産って楽しみなものですよね。お子さんたちの喜ぶ顔が目に浮かぶようです。

羽野さん:子どもたちのことは離れていても一時も忘れることはないし、すごく心配です。だから帰ってきたときは私からは「お留守番してくれてありがとう」、家族からは「お疲れさま」といった言葉が自然に出てくるし、一緒にいられることの喜びが以前よりもっともっと感じられるようになりました。こうしてお互いを思いやる気持ちがすごく大事だと思っています。

--離れる時間ができたことで、見えてきたこともあったわけですね。

羽野さん:そうですね。それからもうひとつ、一緒にいられる時間が限られているぶん、前よりも子どもたちのことをしっかり観察するようになりましたね。限られた時間の中でできるだけ一緒に過ごしたいし、子どもたちのことを知りたいし、わかり合いたい。忙しくなったことで、凝縮されたすごく充実した時間が過ごせている感じです。

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子ども優先の規則正しい生活で健康に

--お忙しい毎日の中で、体調を崩してしまうようなことはありませんか。

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:子どもに合わせた生活をするようになって、むしろ健康になったような気がします。独身時代は仕事中心の毎日で、食べられるときに食べて、睡眠もとれるときにとるというような生活をしていました。夜遅くまで自由にならないことも多かったんですね。でも子どもが生まれてからは12時になったらお昼ご飯、夕方6時になったら夕ご飯というように、ごく自然に規則正しい毎日を送るようになりました。

--お仕事を再開なさった今は、お子さんに合わせるのは難しいでしょう?

羽野さん:そんなに難しいことをしているわけではなくて、子ども優先の生活を心がけています。たとえば、私が家にいるときも仕事のために人にお願いするときも夕飯は7時までに食べさせるとか。おとなが8時9時になるからといって、子どもにおやつを与えてその時間まで待たせるようなことはしません。おとなはあとで食べればいいわけですから。子どもらしい生活って大事です。でも生活は健康的になったものの、出産してから肌が乾燥しやすくなったり、それまでは蕁麻疹(じんましん)なんか出たことがなかったのにたまに出たりするようになって、体質が変わったような気がします。それは好ましくない変化ですね。

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特病の胃炎は西洋薬と漢方薬の2本立てで治療

--羽野さんはもともと丈夫なほうですか。

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:実は私、胃が悪いんです。独身時代からの胃炎持ちで、刺激物を食べたあとに胃をフォローしないまま寝たり、考えごとをしながら床についたりすると、たいてい深夜から朝方にかけてすごく胃が痛くなります。昼間は子どもが優先になるので、主人とは夜寝る前にいろいろ話をするんです。深刻な話じゃなくても聞けばいろいろ考えますから、胃が痛くなっちゃって。「お願いだから話は昼間にして下さい」って言っています(笑)。

---胃痛が起きてしまったら、どのように対処されているんですか。

羽野さん:夜中に急に痛くなるからどうにもならなくて、1〜2時間脂汗をかきながらのたうちまわっていますね。そういうことにならないよう、あらかじめお医者様に相談して、痛くなったときに飲むお薬を処方してもらっておくとか、日ごろどういうケアをすればいいかなどを指導していただいてきました。

--かかりつけのお医者様がいると安心ですね。

羽野さん:結婚前までは、台湾出身の内科のお医者様にずっと診ていただいていました。台湾出身といってももちろん日本の医師免許を持った方ですが、西洋薬だけじゃなく漢方薬も積極的に処方してくださいました。

--漢方薬を服用したのは、そのときが初めてですか。

羽野さん:そうです。具合が悪いときはまず西洋薬を短期間服用して症状を軽くして、その後に自分の弱い部分を含めて体質を漢方薬でゆっくり改善していくという治療をしてくださっていました。西洋薬の場合、強いお薬は3〜4日でやめるようにと言われるのですが、「漢方薬は自然のものを調合して作っているので副作用が少なめですから、飲み続けても大丈夫ですよ」って。

--漢方には、体質を改善しながら症状を良くしていくという特徴があります。西洋薬、漢方薬それぞれの特徴を生かすと効果的な治療ができるんですよ。

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子どもは漢方薬が飲みにくいみたい

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:でもね、今は時間がなくてその先生のところへはなかなか行けないので、子どもたちがかかっている小児科の先生に私も一緒に診ていただいています。とくに風邪の時は子どもがひけば、遅かれ早かれ私にもうつりますから(笑)。子どもを連れて行ったときに私も鼻がむずむずしていたり、のどがいがらっぽかったり、何らかの初期症状が出ていれば、「私も診てください」ってお願いしています。

--ひどくならないうちに早めの対処ができますね。

羽野さん:その小児科の先生も漢方薬を出してくださるんですよ。葛根湯(かっこんとう)はいつも持ち歩いていて、ちょっとぞくぞくするとか、のどが痛いというときにはすぐに飲むようにしています。早めに対処するから軽い状態ですむようで、寝込むようなことはほとんどなくなりました。

--その小児科の先生は、お子さんにも漢方薬を処方されるんですか。

羽野さん:風邪を引いたときなどに処方してくださいます。とくに長女は喘息気味で、風邪をひくと咳が出やすくなるので「そういう症状にすごくいいですよ」って漢方薬を勧めてくださいました。でも苦いせいか飲むのを嫌がって…。

--通常お医者さんで処方されるエキス剤は、煎じ薬を加工したもので飲みやすくなっていますが、それでもお子さんの場合は匂いや苦味が気になることが多いようです。ココアや黒砂糖と一緒にお湯で溶いたり、コンデンスミルクやアイスクリームなどに混ぜたりすると、飲みやすくなりますよ。

羽野さん:そうなんですか!ある程度大きくなるまで飲めないかなと諦めかけていました。いろいろ試してみます。

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いつも明るく元気なお母さんでいたい

--具合が悪くなっても、お仕事やお子さんの世話は簡単にお休みすることができないですよね。ふだんの体調管理は大事だと思いますが、何か気をつけていらっしゃることはありますか。

羽野晶紀(はの・あき)

羽野さん:調子が悪くなりそうなときは、本格的に悪くなってしまう前に対策を講じて自衛しています。たとえば先ほどお話ししたように私は胃が弱いので、お肉を食べすぎたりすると翌日胃がもたれることが経験的にわかっているんですね。だからお肉は自分で決めたルールにしたがって食べるようにしています。

--どのようなルールですか。

羽野さん:おいしいところを少しだけ食べるようにしています。焼き肉屋さんに行ったときは、上等なお肉を最初に2枚食べて、締めに1枚、合計3枚だけ食べるの。締めの1枚までの間は野菜をたくさん摂りつつ、クッパなどの汁物で体をポカポカに温めます。こういう食べ方をすれば、翌日胃の調子が悪くなることはありません。

--なるほど。体を温めることも大事なんですね。

羽野さん:私は冷え症で、夏でも体が冷えるし、クーラーが効いた場所にいると体調を崩しやすくなります。とくに首元と足が冷えるので、いつもショールと靴下を持ち歩いているんですよ。これも自衛手段ですね。

--ショールや靴下はすぐに身につけられるので便利ですね。

羽野さん:私はストッキングとパンプスが苦手なんです。でもお仕事でどうしても履かなければならないときも多いので、移動のときや出番を待つ間はパンプスを脱いでストッキングの上から靴下を履いちゃう。それだけで冷えはだいぶ楽になるし、足もむくみにくいですね。とくに新幹線は寒いからといって降りるわけにはいかないので、ショールや靴下は必需品です。

--冷えに悩む女性は多いので、参考になるのではないでしょうか。漢方にも冷えを解消するお薬があるので、つらいときにはぜひお医者様にご相談してみてくださいね。

羽野さん:つらい症状はそのままにしないできちんと治しておきたいですよね。私は、おうちの中でお母さんが明るくてニコニコしていることが家族にとって一番幸せだと思うんです。でも胃が痛いとかだるいとか体調が悪いときは、ニコニコなんてできません。だから健康ってすごくありがたいなって思っています。きちんと健康管理をしていきたいですね。

--羽野さんの笑顔に、テレビを通して私たち視聴者も癒されています。これからも頑張ってくださいね。今日はどうもありがとうございました。

取材を終えて
ひとつひとつの質問にていねいに答えてくださった羽野さん。ご主人やお子さんたちのことを話すときは、本当に楽しそうで幸せそうでした。忙しいけれど充実した毎日を送っておられるとのこと。頑張る姿も素敵ですが、持病の胃炎はお大事にしてくださいね。
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