


1971年、福岡生まれ、福岡育ち。マンガ家。
一橋大学卒業後、就職が決まらず“ヤングマガジンギャグ大賞”に応募して、なんと大賞受賞。このまま順調な漫画人生が訪れるかと思ったが、まったく仕事がなく、塾講師や麻雀バイトなどで食いつなぐ。
2000年ダメ男を好きになる女たちを描く「だめんず・うぉ〜か〜」がブレイクする。28歳で結婚し、男の子が生まれ、今度こそ順風満帆の人生が訪れると思ったら、30歳で離婚。
現在は、両親と息子が住む福岡と東京を往復しながら、マンガ・エッセイなどの執筆活動のほかにテレビ・ラジオ出演、トークショーと多方面で活躍中。
★ 倉田真由美さんサイン本のプレゼントの応募は締め切らせていただきました。 たくさんのご応募ありがとうございました。当選した方にはメールにてご連絡いたします

--マンガやエッセイなどの執筆活動のほかにテレビのレギュラーなど大変お忙しい毎日を過ごされている倉田さん。ご家族がいらっしゃる福岡と東京を行き来していると聞いています。どこからそんなバイタリティが出てくるのでしょう。
倉田さん:そうですね、一つ挙げるとしたら、「ガマンしない」というところでしょうか。日本の女性ってとくにそうなんですけど、周りに対して「申し訳ない」という気持ちが強い。遠慮しちゃうんですよね。例えばトイレに行きたいと思っても、人を待たせるのは悪いと思ってしまうからガマンしてしまう。でも、それって体に良くないですよね。だから私は行きたいときに行く、やりたいと思ったことはやる、知りたいと思ったことは聞くようにしています。そうやって「ガマンしない」ようにしているので、ストレスもたまらないし、元気でいられるのでしょう。
--そういえば、今日のセミナー(漢方ビュー主催セミナー)の第1部で、先生への質問タイムがありました。司会の方が「質問ありますか?」と会場に振ったとき、倉田さんは真っ先に手を挙げていましたよね。
倉田さん:そのときじゃないと聞けないこと、言えないことってありますよね。そういうチャンスを逃したくない。あのときは、関口先生には聞きたいことがいっぱいあったので、手を挙げました。ゲストだから、結局、当ててもらえませんでしたけど(笑)。
--以前からそういうふうに、積極的な感じだったのですか?
倉田さん:高校生までは違いました。恥ずかしがり屋でしたし、人前に出るのが苦手でした。少しずつ変わっていったのだと思います。人生って小さな選択肢がいっぱいあって、それを私たちは一つひとつ選びながら生きているわけですけれど、私の場合、あえて大変で、タフで、強くなるような道を選んでいるような気がします。その結果、“こういう人間に育った”、という感じですね。

--セミナーの中で、約5kgダイエットに成功されて、今とっても毎日が充実されていると話しておられました。
倉田さん:体重が減ったことで、「女としてまだいける!」と思えたことが、何よりうれしいですね。何が楽しいかって人によって違いますが、私の場合は合コンに行くとか、男友達と飲むとか、デートするとか、そういうことがとても楽しいんです。テンションも上がりますしね(笑)。ところが、ダイエットする前はそうじゃなかったんです。「女としてはもう終わった」と思っていたので、本当に後ろ向きで。当時も飲み会に行っていましたが楽しくない。表情も暗いから、みんなからも「倉田さん大丈夫?」「もう(女として)ダメだね」みたいなことをいわれていましたし。
--よくダイエットを決意しましたね。
倉田さん:ずっと体重を減らしたいなぁって思っていましたが、なかなか実行に移せなかったんです。ダイエットって、実はテンションが下がっているときにはできないんですよ。気合いが必要だから。そういう意味では、厳しい編集者のおかげで強制的に体重を減らさざるをえなかったので、それは私にとってラッキーでした。
--倉田さんはセミナーでは恋愛について熱く語っていましたが、今は「婚活」という言葉もあります。
倉田さん:異性とまったく接していない人は、改善の余地あり。無理矢理でも会った方がいい。これが持論です。多いんですよね、「そこまでしなくても…」「がんばるのは恥ずかしい」という人が。だけど、異性と会うというのは、「そこまでするようなこと」なんです。仕事でも何でもいい。女性の場合なら、とにかく男性と話して、コミュニケーションをとって、チャンスを作る。いい出会いなんて待っていても来ません。力づくでもチャンスは作るべきだと思いますよ。とくに年齢を重ねると、新しい出会いを作るのがおっくうになって、近くにいる人や気の合う人としか会わなくなってしまう。それはよくありません。
--「女」としてがんばるのは今しかない、と。
倉田さん:やはり好きな人は作ったほうがいいですよ。何より、好きな人によく思われたいから服を買ったり、エステに行ったり。その人のために、がんばるのって楽しいじゃないですか。

--ご自身の健康のために、なにかされていることはありますか?
倉田さん:食べたいときに食べ、眠たいときに寝る、というのを心がけています。先ほどの「ガマンしない」というところに通じているかもしれませんね。「今日中にやっておけば、明日ラクだよなぁ」と思っても、眠ければ寝ちゃいます。眠たい、食べたい、出したいという体のサインって大事ですから。とくに食に関しては、食べたいときは「何を食べたいのか」まで追及します。
--とりあえず食べておこう…というのはないのですね。
倉田さん:絶対にないです。「食べたい」というメッセージは、体が「何か」を欲したとき。だから自分の体に聞いてみたら、いま何を食べたいかって分かります。逆に何を食べたいか分からないときは、体調が良くないのかなって気になります。
--倉田さんは20代で結婚、出産、離婚を経験されています。それ以前と以後で変わったところはありますか?
倉田さん:結婚のタイミングでは変化はないです(笑)。あっ、一つありました。当時、私も「結婚しなきゃ病」にかかっていたということです。今から考えると根拠のない焦りでしたけど、実際に結婚をしたことで、気持ちが楽になりました。今はもうそういう気持ちはないです。
--お子さんについてはどうですか?
倉田さん:価値観が激変しましたね。実は以前は子供のことを好きではありませんでした。でも、自分の子供ってすごく可愛い。自分の命より優先できる地球上でただ一つの存在です。それから気持ち的に余裕が生まれたというのも、子供ができたからだと思います。ただ、周りには「子供を産むといいよ」とは言うつもりはないです。私はそう感じていますけれど、子供がいない人生もおもしろいでしょうし、何より子供が産まれたことであきらめたこともいっぱいありますし。人それぞれです。
--体調の面ではどうでしょうか。
倉田さん:出産が関係しているかはわかりませんが、「冷え」を意識したのは30代に入ってからです。つらいですよ。冷えて寝られないことも多いですし。先日はあまりにも冷たかったので、がまんできずにシャワーで足を温めました。でも、先ほど関口先生からどういう漢方薬が合うか教えていただいたので、これで大丈夫です。
--ぜひ、お医者さんに処方してもらってくださいね。
倉田さん:そうします。でも不思議ですよね、子供のときに足が熱くて眠れなかったんですよ。氷を触りながら寝たいって思ったこともあったぐらい。実は息子も同じことを言っています。「足が熱くて眠れない」って。
--子供の場合、漢方でいう「実証(じっしょう)」という体質であることが多いので、暑がりなんです。
倉田さん:そういえば、私も先ほど関口先生に「実証」といわれました。セミナーでは虚証(きょしょう)の話が出ていましたね。実証と虚証のことはよくわかっていないところもありますが、この人は元気があるな、元気がないなって感じはわかりますよね。
--実証の人は基本的には元気なのですが、無理がきくから大病すると大事になる、というふうに言われています。
倉田さん:確かにそういう感じがします。私も自分を過信しないように、気をつけないといけませんね。
--倉田さんは漢方薬についてどういうイメージをもっていますか?
倉田さん:実は、私は以前から「漢方薬って効く」って思っていました。実際に効果がなかったらこんなに何千年も存在するのはおかしいですしね。しかも今日、セミナーで関口先生の話を聞いて、すっかり漢方治療を始める気になっています。
--最後になりますが、漢方ビューの読者へメッセージをお願いいたします。
倉田さん:いま私は30代後半ですが、このくらいの年齢になると、まだ元気という人とあきらめてしまっている人とで、けっこう差がついていると思うんです。ただ、あきらめている人でも、私の経験からしたら、がんばって状況を変えれば絶対に「前線」に復帰できるはずなんです。体型が気になる人はダイエットをすればいいし、体調がよくないときは漢方薬を利用すればいい。そうやって自分を高めていって、男性と会う機会を積極的に作ってほしい。あきらめたら絶対ダメです!
--倉田さんのようにということですね! 今日はセミナーからの長丁場、お疲れ様でした。これからのご活躍を漢方ビュースタッフ一同も応援しています。ありがとうございました。
