


東京都出身。O型。高校在学中にスカウトされ、1972年、TBSドラマ「夏に来た娘」
で600人の応募の中より主役デビュー。
1973年、CBSソニーより「娘ごころ」で歌手デビューし、アイドルとしても大活躍。
その後、女優として「天下堂々」「ザ・商社」など多数のテレビドラマを中心に、舞台・映画に多数出演。
また、NHKの「連想ゲーム」ではキャプテンをつとめ、頭の回転の速さ・行動力と明るさから、女優としてだけでなく、司会、コメンテーター、リポーター、講演など幅広い分野で活躍。現在2児の母。
★ 水沢アキさんサイン色紙のプレゼントの応募は締め切らせていただきました。 たくさんのご応募ありがとうございました。当選した方にはメールにてご連絡いたします。

--テレビなどで元気でパワフルな姿を見せておられる水沢さん。ご家庭では2人のお子さんのお母さんです。子育てはたいへんですか?
水沢アキさん:子どもたちが小さかったときは、かなりハードでしたね。家事や育児をする母親である一方で、わが家に収入をもたらす父親の役目も果たしていたわけですから(笑)。ただ、そのときは30代、40代で若く、まだまだ体力も精神力もあったので、たいへんな毎日でも体調を崩すことはほとんどなかったですね。
--お子さんは今、おいくつなんですか?
水沢アキさん:長男は20歳で、今、アメリカの大学に行っています。長女は19歳で、彼女もアメリカの美大に行っています。(※インタビュー当時)
--2人とも日本にいらっしゃらないのですね。寂しくありませんか?
水沢アキさん:寂しいです、とっても。実は私、今年53歳になりましたが、50歳になったら急に元気が出なくなってしまったんです。それから不安になったり、落ち込んだりすることも・・・。これまではそういったことがほとんどなかったのに、なぜだろうって考えたら、子どもが巣立ってしまったからなんですよね。これまで必要とされていた人に、「もう、いらない」って言われた気がして、相当、ショックが大きかったみたい。子どもが親にいつまでも頼りっぱなしというのも困りますけど、独立心が強すぎるのも、母親としては寂しいですね。
-- 一般的に水沢さんぐらいの年齢の方ですと、ちょうど更年期にあたります。更年期は子育てが終わる時期と重なるので、そういう環境の変化が更年期の症状を誘発したり助長するという考え方もあるんです。
水沢アキさん:そうなんですね。確かに環境の変化って大きいと思います。ただ私の場合、閉経が人より早く、子育ての真っ最中だったんですね。だから当時の私は、更年期なんて全然平気よ! という感じでした。

--ここにチェック表がありますが、実は不安感など精神的な症状も更年期の症状の一つなんですよ。
水沢アキさん:(チェック表をみながら)うーん、閉経を迎えたときに「ホットフラッシュ」はなかったので、更年期は大丈夫だったと思っていたんですけど、精神面では・・・あ、6番目は当てはまっていたかも。そうそう、なぜかいつもイライラして、怒ってばかりいて、子どもたちから「怒りすぎ」っていつも言われていました。今考えると、これが更年期の症状だったのかもしれませんね。
--実は、更年期の症状を和らげるのに漢方薬ってとてもいいんです。しかも体の症状だけでなく、精神的な症状も改善できるんですよ。
水沢アキさん:体だけじゃなくて、精神的な症状にもいい?
--そうなんです。漢方薬は全身の状態を改善して、心身両面から治していきます。水沢さんは漢方薬をお飲みになったことはありますか?
水沢アキさん:それがないんです。イライラしていたときにこれが更年期の症状だって気付いて、漢方薬を飲んでいたら、穏やかに過ごせたのかしら(笑)。
でも過去は過去、今はむしろこれからやってくる年齢にともなう不調に漢方薬を使うことで何とかできたらいいかな。そういう意味では、漢方薬のことをこうやって知る機会ができて、よかったと思います。

--例えば、今だったらどんな症状をとっていきたいですか?
水沢アキさん:まず血液のドロドロを治したいです! 私はお酒を飲みませんし、タバコも吸いませんが、とにかく甘いものに目がないんです。しかも和菓子じゃなくて、生クリームがたっぷりついたケーキなどの洋菓子が好き。以前、お仕事の関係で栄養士の方の講義を聞いたとき、「甘い汁をこぼしてその場に置いておくとベタベタになるでしょ? それがまさにあなたの血液です」と言われてしまって、それ以来、気になっていたんです。
--何か症状が出ているんですか?
水沢アキさん:血液が影響するのか分かりませんが、この前、骨密度を測ったら70歳って出たんです。目も悪くなりましたし。(指先を見せて)それからほら、指の先にちょっとした湿疹があるでしょう? この前、皮膚科で診てもらったら、加齢現象なんですって! こんなふうに一つひとつは小さなことなんですけど、いろんなところに症状が出ているんですね。
それで以前、知り合いに相談したら、注射で若さや健康を取り戻す方法をすすめられました。でも、そういう方法に対してはとても違和感を覚えるんです。年齢に応じた健康や美しさってありますし、少なくとも私はそうでありたいと思うんですね。
--漢方薬で若さを取り戻すことはできませんが、年齢にともなう不調をとることはできます。年齢を重ねると、いろいろなところに不調が出てきますが、漢方では加齢によって起こる症状を一つの状態として捉え、その状態をよくしていく治療をしていくんですね。からだの内側から治すといえばわかりやすいでしょうか。
水沢アキさん:不調をいつまでも抱えていたら、楽しい人生を送ることができないですよね。そういう意味でも漢方薬は私のコンセプトにピッタリ。ぜひ試したいです。

--水沢さんだったら、どんなお医者さんにかかってみたいですか?
水沢アキさん: こちらの話をじっくりと聞いてくれるお医者さんがいいですね。
--漢方の診察は、患者さんの症状や悩みだけなく、背景、食事などの生活についても尋ねる問診をとても重視しています。声の大きさや話し方も診ています。そのほかにも顔色や舌の様子、おなかの状態、脈なども診ます。そうした細かい診察を経て、患者さんに合った漢方薬が処方されるんですよ。
水沢アキさん: なるほど! 一度、漢方の診察を受けてみようかしら。
--残りの人生はまだまだたっぷりあるんですから、からだの不調や悩みには漢方を役立てながら、これからの人生を楽しんでください。
水沢アキさん: 本当にそうですね! 子どもたちがアメリカに行って2年以上経ちますが、いつまでもそのことを考えていてもしかたがない。最近、やっとそう思えるようになって、一人での人生を充実させるためにいろいろと計画を練っています。今、考えているのは、大好きな南の島への一人旅。おかげさまで「なるほどザ・ワールド」で3年、40カ国ぐらい訪ねているので、海外に1人で行くのは平気ですし、英語も話せるので、いいかなって。
--南の島ですか、いいですね! 今度はぜひその旅の話を聞かせてください! 最後になりますが、漢方ビューの読者へメッセージをお願いいたします。
水沢アキさん: 人って落ち込むとキリなく落ち込んでしまいがちですが、結局、なるようにしかなりません。日々努力すれば必ず結果が出て、よい時期が来ます。調子が悪くてつらいときは漢方薬に頼るという手もあります。解決策は絶対あるんですから、ドーンと構えていれば、大丈夫!
--水沢さんならではの力強いメッセージ、ありがとうございました。これからもがんばってください。
