


大阪府出身。A型。1994年のデビュー以来、テレビドラマ、映画、CMなどでも活躍「めちゃ2イケてるっ!」「スーパーチャンプル」他、バラエティ番組などでしゃべる独特の関西弁が印象的。

--紗理奈さんというと、バラエティに出演されているときの、あの元気いっぱいなイメージがとっても強いんですが、先ほどセミナー(働く女性のための漢方セミナー)を拝見していたら、いろいろとお悩みがあるようですね。
鈴木さん:花粉症とか、生理痛、むくみ、肌あれとか、けっこう悩みはありますね。花粉症は春だけじゃなくて、秋もダメです。
--花粉症の治療で漢方薬を飲んでいたということですけど。
鈴木さん:はい。以前はドラッグストアで売っている市販の薬を買って飲んだり、病院で処方してもらった薬を飲んだりしていたんですけど、どっちもかなり強い薬で、鼻やのどが乾燥してガビガビになってしまったんですね。それがとても嫌で、知人から「花粉症に効く薬がある」と紹介されて、漢方薬を飲み始めました。すぐに効くという感じではなかったけれど、しばらく飲み続けていたら、少しずつ良くなってきました。
--いつぐらいから飲み始めたのですか? その漢方薬ってどこでもらったんですか?
鈴木さん:2年ぐらい前です。実を言うと、はじめはその薬が漢方薬だということを知らないで飲んでいました。それから、その漢方薬は薬局で買いました。手軽に買えるというのが薬局で買ったひとつの理由ですが、病院に行きたくないというのもありました。お医者さんってあまり親身になってくれないというイメージが、頭のどこかにあって・・・。病院で診てもらわなきゃいけないくらいの大病や大ケガでない限り、行かないと思っているくらいです。
--病院で親身になってくれないというのは、ご自身の経験なんですか?
鈴木さん:症状を言って、「じゃあ、これ処方します」って。そんなやりとりしかしなかったことがありました。でも、お医者さんはいろいろな患者さんを診なきゃいけないから、仕方がないのかもしれないですね。「ちょっとしんどい」くらいの人より、もっと優先しなきゃいけない重い病気の人がたくさんいますし。だから、お医者さんが悪いとか、全然、思ってないです。そういうこともあったので、不調や悩みがあっても、病院に行って診てもらうことはありませんでした。

--今日、セミナーで講演をされていた先生といろいろと話をしていましたよね。
鈴木さん:今みたいに、「症状があるけど、ちょっとした不調ぐらいで診てもらうのは先生に申し訳ない」って話したんです。そうしたら先生が「そういうレベルの悩みでも大丈夫だから、診察を受けにいらっしゃい」と言ってくれました。うれしくて、漢方の治療を受けてみたいと思いました。
--漢方薬はその人の体質や症状に合わせて選ぶものだから、きちんと専門の先生に診てもらって処方してもらった方がいいんですよね。
鈴木さん:そういったことも先生から聞きました。「漢方薬っていいな」と思った理由、2つあります。先生は「患者さんからいろいろと話を聞かないと、どの漢方薬が合うか分からない。だから詳しく聞く」っておっしゃっていました。一人ひとりにあった薬が選んでもらえる。それが理由のひとつ。もう一つは、同じ「冷え」でも、何からきている「冷え」なのか、人によって原因が違っていて、漢方だと原因の部分まで調べてくれる。単に症状をなくすだけじゃなくて、原因をなくすための治療をしてくれるというところです。
--漢方には、「気・血・水(き・けつ・すい)」という考え方があって、この3つのどこかにゆがみが出てしまうと、不調となって体に表れてしまうと言われています。この3つを簡単に説明すると、こんな感じです。
( 漢方を知ろうのコーナーの解説を見ながら)たとえば生理痛や肌あれは、一見、別々のものに思われますが、もしかしたら先ほど紗理奈さんが話していた「原因」の部分が一緒なのかもしれません。もちろんそれはお医者さんに診てもらって、初めて分かるものですが。
鈴木さん:さっと目を通して)うーん、私の場合、「血」のところに問題がありそうですね。肩コリはないですけど、月経不順や肌あれ、腰痛は当てはまっています。
--そうそう、それから、病院で漢方薬を処方してもらうとほとんどの場合健康保険がきくので、意外とお財布にも優しいですよ(笑)。
鈴木さん:そうなんですよね。そういうことを知っていたら、はじめから病院で漢方薬をもらっていたと思いますね(笑)。

--ところで、生理痛やむくみって、なかなかよくならない症状ですけど、なにかご自身でケアをしていらっしゃるんですか。
鈴木さん:むくみはそれほどじゃないので何もしていませんが、生理痛は痛み止めを飲んでいます。生理痛がひどいのは、仕方のないことなのかもしれませんね。本当だったら子供を産んでいるはずの年齢で、体はそういう準備をしているのに、ずっと働いているうえ、不規則な生活をしているから、ものすごく負担がかかっているんだと思います。その影響が生理痛っていう症状になって現れているんでしょうね。
--芸能界って独特で、朝起きて、夜寝るというライフスタイルを送っている私たちとは、まったく違うわけですよね。具体的にはどんな感じなんですか?
鈴木さん:起きる時間、寝る時間がバラバラでまったく決まっていません。24時間寝ずに働いたあと、24時間そのまま続けて寝るとか、その翌日は8時間働いて、3時間寝るとか・・・。本当に不規則ですね。
--朝と昼の区別もできなくなっちゃいそうですね
鈴木さん:そんな生活を10年以上続けているから、もう慣れっこだと思っていましたが、そうじゃなかったですね。一時期、起きる時間と寝る時間を決めて、そのリズムを崩さないような仕事の入れ方をしたんです。仕事の関係で1ヵ月ぐらいしか続けられませんでしたが、その時期はすごく体がラクだったんです。「こんなに違うんだ」ってビックリしました。体が軽くなるっていうか・・・。やっぱり、規則正しい生活って大切なんですね
--そのほかに毎日の健康管理で気をつけているというところはありますか?
鈴木さん:ストレスをためないようにしています。具体的に言うと、音楽が好きで、音楽に関わることに携わっているときは楽しいので、そういう時間を作るようにしています。好きなことに夢中になっているときって、体調がいいんですよ。音楽以外では、友達と遊んだり、おいしいものを食べたり。ちょっとでもストレスがあるとダメなので、溜まらないように吐き出しちゃいます。
--大事なことですよね。
鈴木さん:そうやってストレスを発散していても、生理前にはどうしてもイライラしてしまうんですよね。そういうときは、踊ったり、大声を出したりして、イライラを吹き飛ばしちゃいます。
--最後になりますが、漢方ビューの読者に紗理奈さんからメッセージをお願いします。
鈴木さん:みんなそれぞれ悩みや不調は持っているけれど、不健康になるいちばんの原因は、ストレスだと思っています。だからまずは趣味や好きなことをして、自分の楽しい時間を作って、ストレスを発散しましょう。それからちっちゃな不調や悩みもお医者さんに相談することも大事。私も今度から、そうしようと思います。漢方薬を上手に利用したりしながら、一緒にがんばりましょう。
