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漢方ビュートップ > インタビュートップ > インタビュー「伊藤裕子さん」

GUEST:伊藤裕子さん 髪の状態や舌やお腹を診るなんて、漢方って奥が深い。ぜひ、一度、この「望診」という診療を受けてみたいですね。

PROFILE

伊藤裕子さん(いとう・ゆうこ

伊藤裕子(いとう・ゆうこ)

東京都出身。モデル業を経てテレビドラマ「ひとつ屋根の下2」で女優デビュー。ファッション、ヘアスタイルなど同性からの好感度もとても高い。現在は、「30ANS(トランタン)」(アシェット婦人画報社)など雑誌の他、近日公開映画「真昼の花」、「グロヅカ」、来年公開予定の「MAMAN」、「ストロベリーフィールズ」、「ミラーマンREFLEX」に出演。その他ドラマ、舞台などでも活躍。

スタイルの維持も仕事のうちですね。

--モデル時代からずっと雑誌で拝見させていただいておりましたが、今もなお、スレンダーでカッコイイですね。

伊藤さん:ありがとうございます。こういうお仕事をさせていただいていますから、スタイルの維持も仕事のうちと思っています。それに少しでもベストな状態で仕事に臨みたいので、どうしてもケアはさぼれません。とくにここ最近は気を遣うようにしています。ちょっとずつ体にガタがくるといいますか・・・。

--ガタ、ですか?

伊藤さん:ええ(笑)。25歳を過ぎてからでしょうか。違ってきていますね。たとえば美容で言うと、以前はちょっとくらい無茶な生活を送っていても、それほど肌や体に出なかったんですね。でも、今はちょっとでも気を抜くと肌が荒れてしまいます。健康で言うと、体がものすごく丈夫で、風邪もほとんどひかないので、ちょっとぐらい具合が悪くても気力で何とかなっていました。それが今は、疲れが翌日に響いたり、コンディションが整わなかったり・・・。

--やはり、お仕事が大変だからでしょう。

伊藤さん:そうかもしれません。朝が早いこともありますし、反対にスタートが遅くて明け方までかかってしまうこともあります。中途半端な時間に眠らなければならなかったり、夜になっても起きていなければならなかったりするので、生活のリズムはバラバラですね。また、ドラマや映画では冬なのに夏のシーンを撮ることも、その逆もあります。凍えそうなのに暑そうな演技をしたり、汗だくなのに何枚も重ね着をしたりしますから、そういうときはメンタル面でのコントロールがとても大事になってきます。

--どんなふうにコントロールしているんですか?伊藤流コントロール方法を教えてください。

伊藤さん:それが、できていないんですよ、まだ(笑)。体や心を休めようと思っても、土日が休みというわけではありませんから、「この日はお休み」って決めておかないと、いつまでも仕事が続いてしまいます。しかも空いている時間があると、そこに仕事を詰め込みたくなってしまう。その上、生来、一つのことに突き進むタイプなので、仕事を入れ出すと他のことに目がいかなくなって、気持ちが高ぶってピリピリしてきちゃうんです。それで本番前にくたびれてしまう。気合いだけは十分だけど、顔が笑っていないということもありますね(笑)。だから最近は、「この間は仕事に集中」「ここまではリラックスする時間」というように、気持ちを切り替えるように心がけています。

--ONとOFFのスイッチをきちんと入れ替えるということですね。

伊藤さん:そうですね。詰め込んでいるときは時間があるのに無いような気がして、追われている感覚になってしまうんです。そんな状況のときにうまく気を抜けるようになったらいいですね。

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年齢も性別も体重も違うのに「15歳以上1日*錠」って不思議。

--先ほど、最近は美容や健康に気を遣っているとおっしゃっていましたが?具体的には何かされていらっしゃいますか?

伊藤さん:いちばん気を遣っているのは、食事と睡眠ですね。食べる時間はバラバラですし、ロケが多いとお弁当ばかりになります。食べ物を残すのはもったいないですし、気が引けるのですが揚げものばかり入っているとついよけたりしがちです。例えば、唐揚げとかコロッケとか(笑)。あと、睡眠はできるだけとるようにしています。幸い、すぐに眠れるので、その辺りは苦労していませんね。

--ごく当たり前のことのようですが、それが美と健康の秘訣なんですね。

伊藤さん:基本ですね。もちろん、そのほかにもいろいろと体にいいことをしていきたいと思っているのですが、今の時代、「体にいい」と言われる情報が多すぎて、選べないんですよね。よくわからないまま始めても、きっと途中で「もういいやっ」って投げ出してしまうと思います。

--本当にいろいろな情報がありますから、全部取り入れていたら大変です。

伊藤さん:もともと体が丈夫だったということもありますが、できるだけ薬に頼らないようにしようとは思っています。第一、頭痛や腹痛などで薬を飲むとき、パッケージを見ると、「15歳以上1日*錠」って書いてありますよね。身長も体重も男女、原因も違うのに、同じ薬、同じ量でいいのってどうしても思ってしまうんです。でも、いずれ薬に頼るときは来ますから、そのときにはできるだけ自分に合うもの、納得ができるものを選びたいですね。

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内側からケアするのってとても大事なことだと思います。

--薬といえば、漢方薬も医薬品ですが、どういう印象をお持ちですか?

伊藤さん:知り合いが何人か漢方薬を飲んでいたので、以前から名前は知っていましたが、それ以上のことはよく分かっていなかったみたいです。最近になって医薬品であって、サプリメントとは違うということを知ったくらい。まだまだ、勉強中です。それでも、少しずつ漢方ってどんなものか分かってくるにつれて、一度、専門のお医者さんに診てもらいたいと思うようになりました。

--例えば、どのような悩みを診てもらいたいですか。

伊藤さん:まず、肩コリです。基本的にマッサージは好きではないのですが、それでもどうしてもマッサージを受けることがあります。そんなときは、たいてい「すごく肩がこっていますね」って言われます。それと冷えにもけっこう悩んでいます。

--マッサージは外からのアプローチで血行を促進するのに対し、漢方は体の内側から血行を促進してくれるんですよ。肩コリや冷えなんかは、漢方の得意とする症状ですね。
※詳しい内容は「悩み別Kampo」のコーナーで説明しております。

伊藤さん:内側からのケアって大切ですよね。そもそも肩がこっていても、コリの原因がそこにあるとは限らないわけでしょう。内側からアプローチすれば、原因となっている部分にはたらいてくれるような気がします。冷えも同じですよね。手や足が冷えていても、本当は別のところに原因があるかもしれない。体を冷やさない生活も必要ですが、それとあわせて内側からのケアをしていったほうがいいというわけですよね。

--ところで、その漢方の診察って受けたことがありますか? お医者さんによっても違いますが、基本的にこんなふうに診察が行われるんですよ。
※詳しい内容は「漢方を知ろう」のコーナーで説明しております。

伊藤さん:脈を診るというのは何となく想像つきますが、髪の状態や舌も診るなんて、おもしろいというか、奥が深いですね。とくにこの「望診」という診察を受けてみたいですね。これまで自分が想像もしていなかった場所に不調の兆候が現れていることがわかったら、次からはその部分を集中的にケアしてあげることができるわけでしょう。お腹の診察にしても、自分で「お腹が張っている」と思うのと、お医者さんが「こういう理由でお腹が張っている」って考えるのとでは全然違うでしょう。やっぱり、自己判断ではなくて、プロの方に見てもらうのって大切ですね。

--同じ症状でも一人ひとり原因や対策が違ってくるわけですから、こうして手で触って、目で見て状態を確認していくのです。

伊藤さん:やっぱり「成人1日*錠」だけじゃだめですよね(笑)。漢方薬を飲むことによって、生活にリズムが出てくるような気もします。漢方薬を飲むから、食事をきちんととろう、規則正しくとろう、ってなりそうです。漢方についても少しずつ勉強をして、頼りすぎず、かつ必要なときはちょっとずつ取り入れていく、そんな感じでいいのかな。

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頑張っている女性の活躍に励まされます。一緒に頑張っていきましょう。

--最後に伊藤さんと同じように、元気に働いている女性たちにひとことお願いします。

伊藤さん:最近、おつとめ、家事に限らず働く女性、がんばっている女性の活躍をいろいろなところで目にします。そういう女性から逆に応援メッセージをもらうと、同性として励まされるし、自分もがんばろうって思いますね。あ、もちろん男性からのメッセージも嬉しいですよ(笑)いずれにしても、男女関係なく、前向きにご自身のやるべきことに責任を持ってされていらっしゃる方って、ステキですよね。そんな人間になれるように、一緒にがんばっていきましょう。

取材を終えて・・・
モデル時代から数多くの同年代の女性を魅了してきた伊藤さん。ハスキーな声にスラリとしたボディ。イメージ通りカッコイイ女性でした。インタビュー中、「女性から応援メッセージをもらうのが、何より仕事の励みになる」とおっしゃっていましたが、こちらこそ、ドラマや映画に活躍されている伊藤さんの姿は、どれほどがんばる女性(男性も!)の励みになっていることでしょう。仕事を詰め込みすぎて、体を壊さないように。そして、ますますのご活躍を期待しています(編集長)
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