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女性と医療

女性にあった病院選び

女性には病院が必要

カラダのことが気になる、不調がある。だけど、これくらいの悩みで病院に行くのはもうしわけなくて・・・。そんな女性は多いのではないでしょうか。
そんなことはありません。女性には月経など男性にはないさまざまな機能があり、体調がホルモンに大きく左右されやすいという特徴があります。また、検査ではとくに異常がないにもかかわらず、「何となく不調」「つらい症状がある」ということも少なくありません。カラダのどこかの「はたらき(機能)」が低下したり、順調ではなくなったりすることで起こる「機能性による症状」が女性は起こりやすいためです。
それに、ちょっとした不調でも、それが長く続いていたり、定期的に起こったり、日常生活に支障が出ていたりしたら、生活の質も下がってしまいます。やはり病院できちんと診てもらうことが大切です。

婦人科は女性の総合診療科

風邪をひいたり、おなかをこわしたりしたら内科。ニキビができたら皮膚科。月経不順なら婦人科(産婦人科)・・・。では、ちょっとした不調や、カラダのいろいろなところに不調が出ている場合はどうしたらいいのでしょうか。月経前に何となくイライラしたり、不安になったりと、精神的な症状が出た場合や、更年期を過ぎて月経がなくなったときのおなかに不調が出た場合はどうしたら・・・?
そんなときは、まずは婦人科へ行ってみるといいかもしれません。更年期の症状に代表されるように、女性ホルモンのバランスが乱れることによって、あちこちに症状がでることがあるからです。また、婦人科で診てもらった結果、ほかの科の診察が必要であることが分かれば、紹介もしてもらえることもあります。そういう意味では、婦人科は、女性にとって頼れる総合診療科なのかもしれません。

女性の不調に有用な漢方

月経まわりの病気や不定愁訴などで婦人科にかかったとき、漢方薬を処方されたという方は多いのではないでしょうか。実は婦人科系の病気だけでなく、女性がかかえるさまざまな症状に、漢方はたいへん有用なのです。
漢方医学が誕生した大昔から、すでに女性の病気に対する処方が書かれた教科書が存在していますし、現代でも婦人科の97%近くが漢方薬を使用しています(大学病院での調査。日経メディカル1998年10月号別冊付録より)。それほど漢方は女性の健康に結びつきが強いものなのです。

カラダのバランスを整える漢方は女性の味方

このところよく「全人医療(あるいは、ホリスティック医療)」という言葉を耳にします。これまでの医療が臓器を診て、臓器を治すものだとしたら、これからの医療は患者(病人)全体を見て、治していこうという考え方です。
これは一見、新しい考え方に思えますが、漢方ではずっと昔から行われてきた方法。さまざまな訴えや、漢方ならではの独特の診察から、カラダのなかのどこのバランスが崩れているのか突き止めて、崩れたバランスを整えていくことで不調をとっていくというのが、漢方です。