

がんや生活習慣病などのこわい病気では、病気があまり進んでいない状態、つまり早期では、痛みや腫れなどの自覚症状がほとんどありません。そうした「自覚できない病気」を血液検査やレントゲン(X線)検査などのさまざまな検査で見つけるのが健康診断(健診)・検診です。病気を早期のうちに見つけることができれば、治療も早い時期から始められますし、病気そのものが大事になっていないため、運動をしたり、食生活を改めたりするなど、生活習慣の見直しだけですむ場合もあります。がんのような命に関わるような病気でも、早期発見なら「完治」も可能です。




| 病気 | 病気の解説 | 検査の種類 ※1 | 検査を受ける所 | 年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 乳がん | 乳房にできるがん | 触診(手で触ってしこりを確認する)・マンモグラフィ検査(乳房のX線検査)・超音波検査(エコー)など | 乳腺外科・乳腺科 | 40歳以上(東京都は35歳以上)2年に1回 ※2 |
| 子宮がん | 子宮の入り口にできる子宮頸がんと、奥にできる子宮体がんがある | 問診・子宮頸部細胞診(頸部の粘膜を綿棒などでとって細胞を採取し、顕微鏡で調べる)・コルポスコープ検査(膣拡大鏡を用いた検査)など | 婦人科 | 20歳以上2年に1回 ※2 |
| 卵巣がん | 卵巣にできるがん | 経膣超音波検査(エコー)・血液検査(腫瘍マーカー)など | 婦人科 | 40歳以上 ※3 |
| 骨粗しょう症 | 骨がもろくなって骨折しやすくなる病気 | 超音波法(かかとの骨に超音波をあて骨量をみる検査)・DXA法(デキサ:X線の検査)・血液検査(骨代謝マーカー)など | 整形外科・婦人科・内科 | いつでも |
| 貧血 (鉄欠乏性) |
血液中の鉄分が減った状態 | 血液検査 | 婦人科・内科 | いつでも |
※1すべての検査が1回の検診で行われるとはかぎりません
※2厚生労働省「がん予防重点教育およびがん検診実施のための指針」より
※3現在、がん検診が必要かどうか検討されています


