「病院に行くほどツライ症状ではない」「少し休めばおさまるのでは…」といった原因のはっきりしない“不調”にいつも耐えていませんか?
頭が痛い、食欲がない、むくむ、イライラするなど、検査をしても異常がないのに、さまざまな自覚症状を訴える状態のことを「不定愁訴」といいます。
じつは、これらの原因が分からない不定愁訴や女性特有の悩みには「漢方薬」がオススメなのです。

レディースクリニックを訪れた4人の女性たちもそれぞれ悩みや不調を抱えていました。ぜひエピソードをご覧いただき、参考にしてください。

オープニング

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女性がかかえる悩みや不調はさまざまです。生理の不調、むくみや肌荒れ、何となく体調が悪い、更年期の症状、それぞれに症状を抱えた女性4人が訪れたのは、とあるレディースクリニック。そこで彼女たち知ったこととは――。

月経異常に悩むあなたへ

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生理になるとお腹が痛くなるし、イライラするし、眠れない…。女性のなかには、生理になると生活に支障が出るほどの症状を抱えている人が少なくありません。また生理前に不調を訴える人もいます。
とあるレディースクリニックを訪ねたAさんもその1人。「腹は痛いし、イライラするし、眠れないし」というAさんの悩みに応えるかのように、待合室のモニターからは先生の解説ビデオが…。生理前や生理中のトラブルの原因や対処法、そして症状を和らげるには西洋薬だけでなく、漢方の考え方も有用と教えてくれたのでした。

不調を“冷え”から考える

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太りやすい、目の下にクマができる、顔や手足がむくむ、イライラしたり落ち込んだりする、肌が荒れる…。こうした症状はまさに“冷え”のサイン。そのまま放っておけば、さまざまな病気につながるかもしれません。
とあるレディースクリニックの待合室。モニターから流れてきた先生の言葉に、「はっ」とした女性がBさんです。まさに自分が抱えている症状だったのです。
こうした冷えを何とかするには、生活習慣の改善が必要とはいえ、忙しい毎日でそれを実行するのはなかなか難しいもの。こうしたときに漢方の考え方を取り入れるとよい――。先生の言葉に、Bさんは大きくうなずくのでした。

がんばりすぎなあなたへ

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なんか力が出ないなぁ、無理しすぎなのかも…。そんなことを漠然と思っているCさん。子宮筋腫の定期チェックのためたまたま受診した、とあるレディースクリニックの待合室。モニターから流れてくる先生の問いかけに、Cさんは自分が抱えている悩みは「不定愁訴」であることに気付きます。
病院で検査をしても、なかなか異常がわからないこうした不定愁訴には、カラダと心のバランスを整える漢方がよいとのこと。これを機に先生にしっかり相談して体調をよくしていこうと決めた、Cさんでした。

更年期を上手に乗り切りましょう

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ほてりやのぼせ、発汗、不眠、冷え、めまい、肩こり、イライラ、憂うつなど、もっともカラダと心のバランスが乱れやすいとされる更年期。
とあるレディースクリニックの待合室。モニターから流れてくる更年期の説明に、以前、生理痛に漢方を使っていたというDさんは、「更年期の症状にも漢方がよさそう」と大きくうなずきます。「更年期は誰にでも訪れる自然なこと…と我慢しすぎることはありません。今は、少しダメな自分や周りを許してあげて、「まあいいか」を合言葉に頑張りすぎず、ペースを落としましょう。」
先生の言葉に、Dさんは前向きな気持ちで不調と向き合ってみようと決めたのでした。

監修医師 塩田敦子先生からのメッセージ

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レディースクリニックを訪れた4人の女性。それぞれ抱えている不調は違いましたが、原因や対策を知ったことで、前向きに取り組もうという気持ちになったようです。
あなたはどんな不調を抱えていますか?女性の症状は多様で、不調なのかわからない状態のものも少なくありません。ですが、「これくらいのことで…」と思わず、勇気を持ってクリニックの門を叩いてみてはいかがでしょう。
いのちを、縦にも、横にも繋ぐ『要』の女性たちが、笑顔でいられることを願っています。

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師がこの診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

監修医師

香川大学医学部医学科健康科学 大学院医学系研究科看護医科学 教授
香川大学医学部附属病院 女性外来診療部
塩田 敦子(しおた あつこ)先生
院長 塩田敦子  先生

【学歴】
1987年3月東京医科歯科大学医学部卒業

【職歴】
1987年6月東京医科歯科大学医学部付属病院 産婦人科 研修医
結婚に伴い
1989年5月香川医科大学(現香川大学)医学部付属病院 産婦人科
2003年4月香川医科大学(現香川大学)医学部付属病院 産婦人科 講師
(2006年5月~香川大学医学部付属病院女性外来診療部副診療部長 併任)
2007年10月香川大学医学部付属病院総合周産期母子医療センター 准教授
2011年4月香川大学医学部周産期学婦人科学 准教授
2012年10月香川県立保健医療大学看護学科 教授
2021年4月現職

【専門医等】
医学博士 日本産科婦人科学会専門医
日本東洋医学会漢方専門医・指導医
日本女性心身医学会専門医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医・ヘルスケアアドバイザー
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医・がん治療認定医
日本医師会認定産業医

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