悩み別漢方

便秘

便秘は女性が多く訴える症状のひとつ。なかでも多いのは次の2タイプです。

  • 1. 痙攣(けいれん)性便秘=ストレスなどが原因で腸が痙攣性の収縮運動をするため、腸の内容物が正常に運ばれなくなり便秘に。コロコロとしたウサギのフンのような便が特徴。
  • 2. 弛緩(しかん)性便秘=運動不足や食物繊維をとらない生活をしているため、大腸全体の動きが悪くなる。太くて固い便の場合が多い。
    どちらの便秘もまず、食事や運動などの生活習慣を改善することが基本です。

では、どれくらいの人が便秘で悩んでいるのでしょうか。厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」によると、成人の便秘症の有訴者率(自覚症状がある人の割合)は男性4.0%、女性5.9%で、成人の約14%に上り、実に日本人7〜8人に1人が便秘の症状を持つと言われています。年齢別、男女別で見ると、20代~40代の女性、あるいは70歳以上の男女に便秘が多いことがわかっています。この便秘人口は、和食中心の食生活から欧米化した食生活への変化やファーストフードの台頭などによる食物繊維不足、トイレに行く習慣をおざなりにした生活などによって、今後増えると予想されています。

便秘のメカニズム西洋医学の考え方
漢方医学ではこう診る
監修医師
東海大学医学部専門診療学系
漢方医学准教授
新井 信 先生

1981年、東北大学薬学部卒業。1988年 新潟大学医学部卒業。医学博士。 医師、薬剤師。東海大学医学部東洋医学講座助教授。早稲田大学非常勤講師・客員研究員、 東京女子医科大学非常勤講師、新潟大学医学部非常勤講師、藤田保健衛生大学 医学部客員教授。 漢方専門医・指導医、内科専門医。日本東洋医学会評議員、日本漢方医学研究所 評議員など。著書に『症例でわかる漢方薬入門』(日中出版)。

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