女性の健康と漢方

PART1漢方で“女子力チェック”

その不調、女子力を下げているかも!?

本当の女子力は、ココロもカラダも健康で、仕事もプライベートも充実しているからこそ発揮されるもの。ココロとカラダの健康は自分の体質や体調を知ることから始まります。
まずはチェックリストであなたの女子力を確認してみましょう。

  1. 食欲がなく、元気が出ない
  2. 疲れやすく、体がだるい
  3. のどが詰まったような感じがする
  4. 目の下のクマや手足のアザができやすい
  5. 顔や足がむくみやすい
  6. めまいや立ちくらみ、車酔いをしやすい
  7. お腹が張ることが多い
  8. 何もないのに急に胸がドキドキすることがある
  9. 顔がほてりやすい
  10. 汗をかきやすい
  11. 肌の乾燥が気になる
  12. 髪が抜けやすい
  13. 月経痛がつらい

あなたの女子力は?

いかがでしたか。
チェックが1つでもついたあなたは「女子力ダウン予備軍」。一方、チェックが2つ以上ついたあなたは「女子力ダウン要注意軍」。チェックの数が多いほど生活習慣の見直しやストレス対策が必要になります。

漢方的視点「気・血・水」と不調

漢方には、独自の理論に基づいたカラダの状態を診るオリジナルの“ものさし”があります。その一つが「気・血・水(き・けつ・すい)」です。
この「気・血・水」の3要素が体内をうまく巡ることで健康が維持され、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気などが起こると考えられています。

「元気」の気、「気力」の気というように、目には見えない生命エネルギーのことを指します。「自律神経(カラダの機能を調整する神経)」のはたらきにも影響を与えます。
全身を巡ってさまざまな組織に酸素や栄養を与えるものとされています。主に血液とそのはたらきのことを指します。
生体を潤す、血液以外の無色の体液全般のことを指します。

先のチェックリストは、漢方の考え方である「気・血・水」の巡りが乱れたときに起こりやすい代表的な症状です。チェックがついた方は「気・血・水」の巡りに不具合があり、ココロやカラダがアンバランスになりかけている可能性があります。
一つひとつの症状は気にならないほどかもしれませんが、放っておくと症状が悪化する可能性もありますし、また、月経前症候群(PMS)、月経困難症、更年期障害、うつ病、自律神経失調症、甲状腺機能異常などの病気が隠れていることもあります。カラダの不調がなかなか改善しない場合は、「これくらい大したことない」と軽く考えず、医療機関で相談されることをオススメします。

番号※ よくみられる症状 漢方の考え方における状態
3・7 頭重感・のどが詰まった感じがする(咽喉頭違和感)・不安感・息苦しい・お腹が張りやすい 気の異常 気滞
(気うつ)
1・2 無気力・疲労感・だるさ・食欲不振・集中力低下 気虚
8・9・10 のぼせ・動悸・急な発汗・イライラ感・不安感・頭痛 気逆
4・7・9・13 月経痛・便秘・肩こり・痔・静脈瘤・色素沈着・頭痛・冷えのぼせ・お腹が張りやすい 血の異常 瘀(お)血
2・11・12 貧血・皮膚の乾燥・脱毛・集中力低下・疲労感 血虚
5・6・10 むくみ・めまい・頭痛・下痢・頻尿または乏尿・多汗 水の異常 水毒

※番号は上のチェックリストに対応しています

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女性の健康と漢方 監修医師
麻布ミューズクリニック院長玉田真由美先生
  • 麻布ミューズクリニック
  • 院長玉田 真由美 先生