あるある!日中の猛烈な眠気 簡単にできる撃退方法!
仕事中や会議中など、大事な時に限って、異常な眠気に襲われることはないでしょうか。
寝てはいけない時の眠気ほどツラいものはないですよね。
どうにかして寝ないようにとがんばっても、それがさらに眠気を増幅してしまいます…。
今回は、薬剤師である筆者が、猛烈な眠気を撃退する方法を紹介します。
日中の眠気は、病気のサインかも?
十分に睡眠が取れているはずなのに、日中眠気に襲われやすい方は、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に、呼吸が10秒以上止まってしまうことを繰り返す症状です。
自分では気づきにくい症状なので、いつの間にかカラダに負担がかかっていることが多いです。
下記のチェック項目に、3つ以上当てはまる場合は注意が必要です。
朝なかなか起きられない、朝からだるい
朝起きた時、頭が痛い、または顎が痛い
口が乾燥している
鼻がつまりやすい
顎が小さい
メタボリックシンドロームの傾向がある
集中力が足りない
歯ぎしりをしている気がする
寝汗をかきやすい
夜中に何度か目が覚める
大きないびきをかく
いかがでしたか?
今は何も症状がないと思っていても、将来的に何かしらのリスクがあるかもしれません。
思い当たる方は、一度専門の医療機関に相談してみることをオススメします。
眠気を撃退する方法3つ
ツラい眠気を撃退するために、仕事中でもこっそりとできる方法を3つ紹介します。
1)椅子に座ったまま腹筋運動をする
眠い時にはカラダに力が入りにくくなります。
そこで、こっそり“筋トレ”をしてみましょう。
椅子に浅く腰をかけます。姿勢を正し、そのままカラダをまっすぐ後方に限界まで傾けキープします。すると、腹筋に力が入り眠気対策になります。
2)息を止める
少し強引に思えますが、じつは脳を活性化させる方法です。
息を止めるとカラダの中の二酸化炭素濃度が上がります。すると、カラダは脳への酸素が減少していると錯覚し、いつも以上に脳へ酸素を送るように働き出すのです。
方法は簡単。息を鼻からゆっくり吸い込み、限界まで吸ったら息を止めてみます。そして、ゆっくり口から息を吐き切ります。眠気がとれるまで続けてみましょう。
3)痛点を刺激してみる
両手の中指の爪の付け根から2ミリ程度親指側の部分を、ボールペンや爪などで強めに押してみましょう。
じつは、ここには「中衝(チュウショウ)」というツボがあります。
眠気を覚ますためにも有効と言われていますが、他にも血行を改善したり、気持ちを落ち着かせる働きがあるとも言われています。
どれも非常に簡単な方法です。
今すぐ眠気をなんとかしたい!という時にはぜひ試してみてくださいね。
薬剤師・大久保 愛