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こころの病が増加中!脳のリラックスが最優先

こころの病が増加中!脳のリラックスが最優先

近年大幅に増加している、“こころの病気”──。
俗に精神疾患として一括りにされる場合もありますが、原因はストレスや食生活の変化、睡眠不足、運動不足など多岐にわたるとされています。

一般的に、こころの病気を改善するには、脳をリラックスさせることなのですが、それに有用なのがアミノ酸とされています。
そういった状況にあやかってか、ここ数年でトリプトファンやGABAなどのアミノ酸が配合されたサプリメントや食品が増えてきたように思います。

今回は薬剤師である筆者が、精神面に作用するアミノ酸について解説します。

アミノ酸は人間にとって必要不可欠な成分

アミノ酸は、私たちのカラダを作っているタンパク質の元となっている成分で、人間が生きていく上で必要不可欠なものです。

さて、このアミノ酸には体内で合成できる非必須アミノ酸と、体内では合成することができない必須アミノ酸があります。
特に、体内で合成できない必須アミノ酸に関しては、アミノ酸スコアの高い牛肉や鶏肉、豚肉、あじ、いわし、まぐろ、鮭などの食品を率先して摂ることが大事です。

また、アミノ酸はバランスよく摂る必要があるので、食事などで足りない場合はサプリメントなどで補うのもよいでしょう。

アミノ酸に含まれるリラックス効果

アミノ酸に含まれるリラックス効果

このように、アミノ酸はカラダを作る機能を担っていますが、冒頭でも述べたように脳をリラックス状態にする働きもあります。
例えば、心が不安定な時や、精神的に苦しい時、ストレスを感じている時などは、まずゆっくりとカラダを休めることが必要ですが、「トリプトファン」や「GABA」などのアミノ酸を摂ることで、それを促す手助けをしてくれます。

リラックスできていない原因をすべて排除できればいいのですが、なかなか困難な人もいるかと思います。あまりにも辛い場合は、トリプトファンやGABAなどが含まれているサプリメントや医薬品に頼ることも視野に入れましょう。

「気(き)」の不調には漢方薬を

漢方医学では、心の病を「気(き)」の不調としています。
「気」とは、目に見えない生命エネルギーのことを指し、元気の「気」、気力の「気」、やる気の「気」のようなものです。

じつは、漢方薬はこのような精神的な悩みへのアプローチを得意としています。
「気」は自律神経の働きに近いと考えられていますので、自律神経の調節や気を補う漢方薬を服用することで、改善の手助けになるかと思います。

ただし、随伴症状や体格などによってその人に合う漢方薬が違いますので、医療機関などで漢方に詳しい医師に診てもらいましょう。また、薬剤師へ相談してみるのもよいでしょう。

「気(き)」の不調には漢方薬を

いかがでしたか。
心の病に対する処方箋は人それぞれあるかと思いますが、漢方薬もひとつの方法であることを覚えておいてください。
いずれにせよ、まずは少しでも症状を和らげるために、基本となる食事習慣や生活リズムを整えることから始めてみましょう。

こちらも参考に!

漢方を知ろう
https://www.kampo-view.com/shirou/

悩み別漢方「疲労」
https://www.kampo-view.com/nayami/hirou01.html

悩み別漢方「不眠・不眠症」
https://www.kampo-view.com/nayami/fumin01.html

漢方に詳しい病院・医師検索サイト紹介
https://www.kampo-view.com/search.html