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日本人の8人に1人! ストレスによる「呑気症」とは

日本人の8人に1人! ストレスによる「呑気症」とは

季節の変わり目、生活環境が一転する時期が過ぎ、自分では気づかないうちにストレスを溜め込んでしまっている人が多いと思います。
ちょうど5〜6月頃は、自律神経の乱れから、喉が詰まる感じやお腹の調子が悪くなる、ゲップが増える、頭痛、めまい、耳鳴り、睡眠障害、倦怠感、うつなどさまざまな不調を感じるケースが増加しやすいとされています。

今回は、薬剤師である筆者が、ストレスを溜め込みやすい時期に感じる不調のひとつ、「呑気症」(どんきしょう)について解説します。

呑気症の原因の多くはストレス?

呑気症の原因の多くはストレス?

呑気症とは、唾液とともに空気を大量に吸い込んでしまうことで、喉が詰まる感じやゲップ・おならが増える、膨満感を感じたりするなどの症状です。別名、「空気嚥下症」ともいいます。

日本人の8人に1人が悩んでいるともいわれる呑気症ですが、その原因の多くはストレス性であるとされています。
例えば、ストレスを感じた時などに、歯の噛み締めや食いしばり、歯ぎしりを起こすことがありますが、その時に出る唾液と一緒に空気を飲み込んでしまうことが多いためです。
また、噛み締める時には相当な圧力が顎にかかるため、それに連動して、頭痛や肩こりなどの症状を感じることもあります。

ストレス性以外の原因として、胃腸の疾患胃酸過多や姿勢の悪さ(猫背など)、呼吸器の障害なども考えられます。しかし、呑気症の症状は多岐にわたるため、胃カメラやレントゲンなどの検査をしたとしても、なかなか異常が見つからずに、原因を特定しづらいという面もあるようです。

ストレス軽減で呑気症対策

呑気症対策は、なるべくストレスを軽減して、空気を飲むようなタイミングを減らすことが大切です。次のようなことに注意してみましょう。

噛みしめる癖を改善する

人は何かに夢中になっている時、緊張している時などに、カラダに無駄な力が入ります。すると、姿勢が前のめりになり、顎に力が入りやすくなります。
これが繰り返されることで、“噛み締め”が癖になってしまいます。意識的に上の歯と下の歯を離すように心がけてみましょう。

ゆっくり食べるようにする

余裕がなく時間に追われ、急いで食べると空気をたくさん飲みこむことになります。また、咀嚼が不十分なので胃腸にも負担がかかります。
なるべくゆっくり、食事を楽しみながら摂るようにしましょう。

趣味を充実させる

ストレスが増えてくると気持ちに余裕がなくなり、趣味や外出などが億劫になることがあります。そうなると、手軽なストレス発散方法として、お酒や過食、ゲームなどを選ぶことが多くなります。
しかし、これらの方法は、むしろ逆効果となることもあるので、ストレスが溜まっている時ほど外に目を向け、散歩や新しい趣味にトライするなどいつもと違ったシチュエーションで気分転換をしてみましょう。

漢方を活用する

原因不明の微熱には漢方がオススメ

漢方の考え方で呑気症は、「気(き)」の不調である「気滞」との関連が深いと考えられます。気滞とは、気の巡りが悪くなることによって起こる病的状態で、頭重やのどが詰まった感じがする、息苦しい、おなかが張るなどの症状が挙げられます。
これらは漢方が得意とする症状でもありますので、自分の状態を漢方に詳しい医師や薬剤師に相談し、取り入れてみることもおすすめです。


呑気症や空気嚥下症はあまり知られていない病名ではありますが、長年悩まされている人は少なくありません。まずは過剰なストレスを溜め込まないように、日々の生活を見直し、適度な気分転換を心がけるようにしてください。

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