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漢方ビュー通信

おこもり生活で身についた悪習慣は早めに是正を!

おこもり生活で身についた悪習慣は早めに是正を!

物事が“習慣化”されるには、一般的に3週間程度かかるといわれています。
ところが、カラダを動かすこと(早く寝たり、運動を行ったりなど)を習慣化するためには、3カ月もかかるのだとか…
「習慣」を変えることは、目的意識を持ち、モチベーションを保ち続けなければならないので、非常に大変です。

では、ここで昨年からの自分の生活を振り返ってみましょう。

自粛による“おこもり生活”を余儀なくされたため、中には夜更かししたり、カラダを動かさなくなったり、食生活が乱れたりと、望ましくない習慣を身につけてしまった人はいないでしょうか。
もし身についていたとしたら、その習慣を元に戻すのにはかなりの時間を要することになります。
また、悪習慣を続けていると、免疫の低下や生活習慣病の悪化、基礎代謝の低下などさまざまなリスクも増えていくことになります。

そこで今回は、薬剤師である筆者が、健康的な生活の目安について解説します。

健康的な生活の実践

健康的な生活の実践

生活の中で基本的なこと、簡単に実践できることとして、いくつか項目を挙げて説明します。

一日の歩数

おこもり生活をしていると、なかなか外出の機会がなく、一日1000歩程度しか歩かないことも珍しくないのではないでしょうか。
一日の理想の歩数は8000歩とされています。無理は禁物ですが、目安として一日20分程度のご近所ウォーキングを心がけるようにしてみましょう。

良質な睡眠

おこもり生活の影響で、運動不足や夜更かしなどで生活リズムが崩れている人が増えています。
そうなると、どうしても“睡眠の質”の低下が否めません。
睡眠の質を高めることは、心身ともに健康を維持するためには欠かせないものです。
一般的に、起きてから13~15時間後くらいに睡眠を誘発するメラトニンという物質が増加して眠気をもたらします。そのため、寝る時間よりも起きる時間を固定して睡眠のリズムを作ることがおすすめです。例えば、毎日7時に起きるなど、自分でルールを決めてみましょう。

糖質の量

水分を摂取する際に、野菜ジュースや炭酸ジュース、砂糖の入ったコーヒーなどを飲む癖がついていないでしょうか?
甘い飲み物は糖質過多になりやすいので注意が必要です。
だいたい100mlあたり5~10g程度の糖質が含まれているので、500mlのペットボトルを一日に何本も飲んでいるような人は要注意です。
水やお茶、ハーブティーなど甘味のない飲み物に慣れるようにしましょう。

おこもり生活で気をつけたい肥満症

運動不足や寝不足、偏食を続けていると引き起こりやすいのが「肥満」です。
肥満になると生活習慣病のリスクが高まるので、上記のような習慣の見直しを早急にすることが必要です。
とはいえ、一度身についた生活習慣を改善するには、冒頭のように時間がかかるものです。

漢方薬

肥満症の改善方法として、生活習慣の見直し以外に、漢方薬が助けになってくれる場合もあります。肥満が気になる人は漢方薬を用いて並行して肥満解消を行っていくのがおすすめです。

代表的な漢方薬には「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」がありますが、医薬品になりますので、服用する際は必ず漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

おこもり生活によって、さまざまな病気のリスクを増やさないように、気が付いたタイミングで、できることから対策をとっていきましょう。

こちらも参考に!

漢方に詳しい病院・医師検索サイト紹介
https://www.kampo-view.com/search.html

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師がこの診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

Aug 24 2021

薬剤師・大久保 愛

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