生薬辞典
麦門冬【ばくもんどう】
日局
生薬ラテン名 : OPHIOPOGONIS TUBER
- 基原
- ジャノヒゲ Ophiopogon japonicus Ker-Gawler(Liliaceae)の根の膨大部
- 主要成分
- サポニン(オフィオポゴニン)、フラボノイド(メチルオフィオポゴナノン)など
- 薬能
- 煩わしい熱感を治し、咳嗽を止め、熱性、乾性の症候を改善する。(一本堂薬選)
- 主な配合漢方薬
- 温経湯(うんけいとう)、炙甘草湯(しゃかんぞうとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)など