生薬辞典

膠飴【こうい】

膠飴

日局

生薬ラテン名 : KOI

基原
トウモロコシ Zea mays Linné(Gramineae)、キャッサバ Manihot esculenta Crantz(Euphorbiaceae)ジャガイモ Solanum tuberosum Linné(Solanaceae)、サツマイモ Ipomoea batatas Poiret(Convolvulaceae)若しくはイネ Oryza sativa Linné(Gramineae)のデンプン又はイネの種皮を除いた種子を加水分解し、糖化したもの
主要成分
糖(マルトース、グルコース、マルトトリオース)など
薬能
体力、気力を補い回復させ、痰、咳嗽を止め、新陳代謝を盛んにし五臓支配下の全身に潤いをつける。(古方薬議)
主な配合漢方薬
小建中湯(しょうけんちゅうとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
膠飴(こうい)