生薬辞典
紅花【こうか】
日局
生薬ラテン名 : CARTHAMI FROS
- 基原
- ベニバナ Carthamus tinctorius Linné(Compositae)の管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧搾して板状としたもの
- 主要成分
- 紅色色素(カルサミン)、黄色色素(サフロールイエロー)、脂質類など
- 薬能
- 血液のうっ滞を除き、気血のうっ滞による痛みを治す。(一本堂薬選)
- 主な配合漢方薬
- 通導散(つうどうさん)、治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)