生薬辞典
麻黄【まおう】
日局
生薬ラテン名 : EPHEDRAE HERBA
- 基原
- Ephedra sinica Stapf、Ephedra intermedia Schrenk et C. A. Meyer 又はEphedra equisetina Bunge(Ephedraceae)の地上茎
- 主要成分
- アルカロイド(エフェドリン、プソイドエフェドリン)、フラボノイドなど
- 薬能
- 主として喘息様の呼吸困難、咳嗽、浮腫を治す。また、悪寒の弱いものや強いもの、汗が出ないものも治す。(薬徴)
- 主な配合漢方薬
- 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)、神秘湯(しんぴとう)、麻黄湯(まおうとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)など