生薬辞典

桃仁【とうにん】

桃仁

日局

生薬ラテン名 : PERSICAE SEMEN

基原
モモ Prunus persica Batsch 又はPrunus persica Batsch var. davidiana Maximowicz(Rosaceae)の種子
主要成分
青酸配糖体(アミグダリン)、酵素(エムルシン)、蛋白質、脂質類など
薬能
主として、血液の停滞、下腹部の膨満して痛むものを治す。(薬徴)
主な配合漢方薬
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)、大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など
桃仁(とうにん)