春は不調を感じやすい!?体調管理テクニックを紹介
暖かくなり、気持ちも明るくなっていく春ですが、体調を崩すことも多いのがこの季節。
めまいやほてり、不眠症など、自律神経にかかわる不調も増えてきます。
そんな状態が続くと、カラダはもちろん、気持ちもどんより暗くなってしまいますよね。
ズバリ、そんなときは“漢方”がオススメです!
今回は、薬剤師である筆者が、春の不調に漢方がオススメな理由を解説します。
春に不調が多い理由とは?
春になると、気候や環境が変わりやすく、気分的に落ち着かないことも多いですよね。
毎年この時期に不調を感じやすい方は、カラダがこれらの変化にすぐに適応できないため、自律神経を乱しやすいとされています。
厄介なのは、気分の浮き沈みだけではなく、“めまい”の症状が現れてくること。
自律神経が乱れると、血圧や血流にまで影響してしまいます。
特に、血流が悪くなりやすい耳周りに影響が出始めると、めまいを感じやすくなります。
春の不調には漢方がおすすめ!
自律神経の乱れが、春の不調を招く原因のひとつとわかりましたが、実際どのようにケアするのがよいのでしょうか?
こんなとき、力になるのが“漢方”です。
まだ病気とは言えない、いくつかの症状が組み合わさったような不調に対して、「漢方薬」がオススメです。
めまいなどの原因がはっきりしない不調を感じる方は、漢方に詳しい医師や医療機関で相談してみてはいかがでしょうか。
簡単呼吸法でリラックスを!
ストレスや不調を感じている時は、呼吸が浅くなりがちです。
浅い呼吸は、交感神経を優位にし、余計に症状を悪化させることがありますので、深い呼吸を意識的にするようにしましょう。
リラックスできる簡単な呼吸法を紹介します。
<手順>
- 鼻から4秒かけて息を吸います
- 7秒間、息を止めます
- 8秒かけて息を吐き切ります
この呼吸を落ち着くまで繰り返してみましょう。
とても簡単なので、仕事中や移動中でも行うことができますね。
春は、気候も暖かく、新しいことが始まりそうな希望が溢れる気持ちのよい季節です。
楽しい毎日が送れるようにさまざまな工夫をしてみましょう!
ご存じですか?
医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師が漢方独自の診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)
こちらも参考に!
漢方に詳しい病院・医師検索サイト紹介
https://www.kampo-view.com/clinic薬剤師・大久保 愛