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「子宮がおかしい」!? 知っておきたい子宮トラブル3つ

「子宮がおかしい」!? 知っておきたい子宮トラブル3つ

チクチクと足の付け根が痛かったり、キューッと下腹部ににぶい痛みがあったり……女性には「どうしたんだろう、この痛み!?」と心配に思う瞬間がありますよね。
さらに、そんな痛みがある月にかぎって生理痛がひどかったり、出血量が多かったりすると、さらに不安な気分になってしまいます。

今回は、薬剤師の筆者が、子宮のトラブルについてご紹介します。

生理周期による体の変化を把握し、定期検診を受けましょう

子宮検診

さまざまな子宮の病気がありますが、その病気に罹ると必ず生理痛がひどくなったり、出血量が多くなったり少なくなったり、お腹や腰に違和感を感じたり……というような確実にパターン化された症状はありません。病気になっている場合でも、生理中や生理前後に全く不調を感じない人もいます。

とはいえ、少しでもいつもの生理と比較して生理中や生理前後に異変を感じるならば、何か原因があるかもしれません。病状が悪化する前に一度婦人科を受診し、状態を把握してみましょう。

病院に行ったからといって、必ず薬を飲まないといけないということはありません。「自分だけは大丈夫!」と思わずに自分の体を把握することは、女性にとって本当に大切なことです。異常を感じた時だけではなく定期検診はしっかりと受けるようにしましょう。

それでは、現代女性に増えている子宮の病気を3つご紹介します。

子宮内膜症

子宮内膜は、生理前になると受精卵が着床しやすいように厚く変化し妊娠に至らないと、不要になり生理によって排出されます。

子宮内膜症とは、子宮内膜と似た細胞が子宮以外の場所で増殖出血を繰り返す症状です。子宮以外の部位で起こりやすい箇所は卵巣です。卵巣に発生した子宮内膜症は、“チョコレート嚢胞”とも呼ばれています。卵巣が腫れると卵胞の発育や排卵の邪魔をしてしまうため不妊症につながることもあります。
また、子宮の筋層内で子宮内膜が増殖することを“子宮腺筋症”と呼びます。これは子宮自体が大きくなり、生理痛が起こりやすいと言われています。
その他にも、膀胱や肺などでも発症することもあります。

子宮内膜症

子宮頸がん

ほとんど自覚症状があらわれないのですが、婦人科のがんで最も多いのが子宮がんです。特に子宮頸がんについては、ワクチンが話題になり、定期検診を受けることに不安を感じている人も多いかもしれません。

子宮頸がんの原因は、ある型のヒトパピローマウイルスに感染した状態がつづき、細胞が異常な形態になってしまうことです。免疫が弱いとヒトパピローマウイルスを排泄できないこともあり、それが発症につながることがあります。ウイルスに感染したとしても、がんを発症する確率は低く、進行も遅いため定期健診で異常を早期発見できます。

子宮頸がん

子宮筋腫

子宮筋腫の部位や数、大きさによって症状が違います。生理のときの出血量が増えたり、レバーのようなドロッとしたかたまりが出たり、不正出血があったり……。不妊症や流産の原因になる場合もあったりと、同じ筋腫でも人によって症状はさまざまです。
筋腫が大きくなりすぎると、他の臓器を圧迫して排尿障害や便秘や下腹部痛や腰痛などを感じることもあります。

この3つの子宮の病気は、現代女性に増えています。免疫力の低下により悪化する可能性もあります。日ごろから免疫が低下しないようにバランスのとれた食事と良質な睡眠を心がけ、お腹周りを温めるよう意識して穏やかに過ごすことをオススメします。

子宮筋腫

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