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気になる口臭は、唾液が関係していた!?

気になる口臭は、唾液が関係していた!?

身近でナイーブな問題のひとつ、口臭──。
食べた物が原因と思われがちですが、じつはそれ以外にも大きな原因があることをご存知ですか?
口臭は、自分でも気づきにくく、またなかなか相談もしにくい問題でもありますよね。

今回は薬剤師である筆者が、口臭が発生する理由とその対策について解説します。

口臭は唾液の量が減るときつくなる

口臭は唾液の量が減るときつくなる

口臭が発生する一番の理由に、“唾液分泌の減少” があります。
唾液には、抗菌作用があり、口腔内の細菌の繁殖を抑える働きがあります。そのため、唾液の分泌が低下すると、口腔内の細菌が作り出す物質が増え、口臭の原因となります。

それがよくわかるのが、朝起きてすぐの口臭です。
起床後すぐの口臭がきつく感じることはないでしょうか。これは、寝ている間に唾液の分泌が減るためなのです。
もし、食べかすが歯の隙間などに残っていれば、それを餌として細菌が増殖し、さらにニオイがきつくなります。

唾液の分泌が減少する要因として、緊張やストレス、疲れ、老化、薬の副作用などさまざまなことが考えられます。

口臭の原因によっては漢方薬が助けになることも

口臭の原因が唾液量の減少なのであれば、唾液の量を増やすことが解決策のひとつとなります。

単純に唾液の分泌を増やすには、食べ物をよく噛んで食べたり、ガムを噛んだりする方法があります。しかし、前述したように唾液分泌の低下は、さまざまな理由が考えられるため、根本的な解決法とは言い難いでしょう。

このような時、助けになるのが漢方薬です。
なぜなら、漢方薬は自分の弱っている部分を改善し、その結果として唾液の分泌が増える手助けとなりうるからです。
特にストレスや疲労感などを感じている時には、漢方薬はぴったりの処方薬ではないでしょうか。

まずは、漢方に詳しい医師に相談し、自分のウィークポイントを把握することが大事です。そして、そこにアプローチできる漢方薬を処方してもらうとよいでしょう。

見落としがちな、口臭の原因になりやすい食べ物

見落としがちな、口臭の原因になりやすい食べ物

唾液分泌の減少以外に、口臭の原因となるのが食べ物由来によるものです。
ニンニクやタマネギなど、素材のニオイが強いものはイメージができますが、じつはそうでない食材でも口臭の要因となるため気をつけなければいけません。
下記のような食材を摂取した際は、しっかりとケアするようにしましょう。

1)甘い食べ物やアルコール

口の中で消化酵素により分解され、“酸”が作られます。この酸が強くなると口臭となります。

2)パンやクッキー

口腔内の粘膜に長期間残りやすいとされています。口腔内の菌は、それを餌としてニオイの原因物質をつくります。

3)コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインは、唾液の分泌を減らします。また、コーヒー豆は微粒子も口腔内の粘膜に付着しやすく口臭の原因となります。


口臭が気になる人は、その場しのぎ(飴やガム)ではなく、原因を根本から解決しましょう。
周りの人、そして何より自分のためにもエチケットは大事です。

こちらも参考に!

悩み別漢方「疲労」
https://www.kampo-view.com/nayami/hirou01.html