疲れ切った夜にオススメ「疲れを翌日に残さない」3つの方法
年が明けてしばらく経ち、そろそろ疲れがたまってくる頃。
週末や、お休み最後の夜は、仕事を思い出してうんざりしてしまったり、何だか調子が悪いなと感じてしまう人は多いのではないでしょうか。1週間の疲れはその週のうちにリセットしておきたいですよね。
今回は薬剤師である筆者が、疲労回復のために“お休み最終日”の夜にしておきたい3つの方法をご紹介します。
肉体的疲労を回復する夕食
体の疲れをとるためには、「ビタミンB群」や「クエン酸」の摂取が効果的なのはご存知でしょうか。ビタミンB群は豚肉に多く含まれ、クエン酸はトマトに多く含まれています。これらは、疲労回復につながる成分や抗酸化作用の高い成分が多く、疲れたときに摂取すると効果的です。この2つの食材を使った、簡単疲労回復レシピをご紹介します。
トマトと豚肉の玉子炒め
材料(2人前)
豚肉・・・100g
トマト・・・2個
卵・・・3個
玉ねぎ・・・1/2個
調味料
醤油 ・・・小さじ1
味噌 ・・・大さじ1/2
作り方
卵を溶き、その中に調味料を入れて混ぜておきましょう。
豚肉、トマト、玉ねぎを食べやすい大きさにカットします。
フライパンで玉ねぎがしんなりするまで炒めて、豚肉を入れ、火が通ったのを確認できたら、トマトを入れます。
調味料を入れた溶き卵をすべて入れ、軽く混ぜながら炒めて完成です。
精神的疲労を回復する夕食
精神的な疲労をとるためにリラックスしようと思っても、何をしたらいいのか急には思いつきませんよね。そんなときは食べ物の力を借りましょう。
そこで、おすすめの食材は「玉ねぎ」!
玉ねぎには、疲労回復に役立つビタミンBの吸収を高める「硫化アリル」という成分が含まれています。さらに、ストレスを緩和してくれる働きもあります。玉ねぎを使った、精神的な疲労を解消する簡単レシピをご紹介します。
玉ねぎのポン酢和え
材料(2人前)
玉ねぎ・・・1個
ポン酢・・・適量
きざみ海苔・・・適量
鰹節・・・適量
作り方
フライパンに玉ねぎを入れ、少し歯ごたえが残るくらいになるまで、軽く炒めます。
その他の材料をすべ入れて混ぜたら完成です。
疲労回復のための安眠術
睡眠にとって大切なのは“時間と質”。成長ホルモンの分泌が活発になる午後10時~午前2時までの“ゴールデンタイム”に熟睡することが重要です。
その時間に寝れない場合は、睡眠の質をあげる努力が必要です。
じつは、とても簡単な方法で睡眠の質を上げることができます。その方法は、両手をお腹の上に当てて寝るだけ!手の温度で胃腸や膀胱の辺りが温まり、意識的に副交感神経が優位になります。すると、自然と眠くなり、睡眠の質がよくなります。
疲れを感じている人は、明日から元気に過ごすために、今夜から取り入れてみてくださいね。
薬剤師・大久保 愛