漢方ビュー通信

目は大きく鼻は高く「理想の顔に近づく」ツボ&マッサージ

目は大きく鼻は高く「理想の顔に近づく」ツボ&マッサージ

もう少し目が大きければ…もう少し鼻が高ければ…と、誰でも一度は考えたことがあると思います。もちろん目が大きくて鼻が高ければ美人、というわけではないかもしれませんが、パッチリとした目やスッとした鼻には憧れますよね。
そこで今回は、目が大きく鼻が高くなるツボを2つ厳選してご紹介します。たった2つのツボを毎日押すだけで、理想の顔に近づける画期的なツボ押しです。

目を大きくするツボ&マッサージ

目を大きくするツボ&マッサージ ツボ:下清明(かせいめい)

目の周りは皮膚が薄いため、寝不足、塩分や水分の摂りすぎ、目の擦りすぎなど些細なことで腫れぼったくなってしまいます。

ツボ:下清明(かせいめい)

場所は、両目の目頭より少し下の、骨の少しくぼんでいる部分。両手の人差し指の腹の部分を使い、3秒くらい優しく押し、1秒休みます。これを数回繰り返します。
目頭には、目を小さく見せてしまう「蒙古ひだ」と呼ばれる部分があります。じつはこの「蒙古ひだ」、西洋人にはあまり見られず、日本人(黄色人種)の約8割が持っていると言われています。ここのツボ押しを続けることで、張りとむくみを軽減し、理想の目元に近づけます。また、クマやシワの改善などにも効果的です。

マッサージ

両手の中指の腹の部分を使い、目尻から目の下の骨に沿って、優しく押さえながら目頭まで移動させます。その後、目頭から目の上の骨に沿って優しく押さえるように目尻まで移動します。このマッサージを行うことによって、目元の血行がよくなり、腫れぼったさが軽減します。

鼻を高くするツボ&マッサージ

鼻を高くするツボ&マッサージ 天迎香(てんげいこう)

鼻は軟骨でできているので、変形しやすい部分と言われています。例えば、うつ伏せで寝たりすると、その形が変わってしまうと言われるほど。逆を言えば、マッサージをするだけでも鼻を高くするのに有効だと言えます。

ツボ:天迎香(てんげいこう)

場所は、小鼻の両サイドで下のラインに位置します。このツボに片手の人差し指と薬指をあてて、斜め45度上の方に向かって2分間押します。小鼻が張っていると鼻が低く見えてしまいます。血行をよくしてすっきりとした理想の鼻筋に近づけます。

マッサージ

両手の人差し指と中指を使い、両サイドから小鼻を挟み、ほんのり温かくなるまでクルクルとマッサージします。血行がよくなり腫れぼったさが軽減します。
「下清明(かせいめい)」は、ドライアイや目の疲れの改善にも有効とされています。一方、「天迎香(てんげいこう)」は、鼻づまり軽減の効果と脳内の酸素を増やし、血行をよくする効果があると言われています。花粉症や鼻づまりのとき、集中したい日や日中眠気に襲われたとき、そして頭痛のときなどにもオススメです。

仕事中に集中が切れたときなどに押してみてくださいね。目の疲れが和らぎ、集中力が増すだけではなく、理想の顔に近づけます。

Jun 6 2017

薬剤師・大久保 愛

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