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薬剤師が解説!正しい“食事のタイミング”とは?

薬剤師が解説!正しい“食事のタイミング”とは?

美味しい食べ物が周りに溢れている昨今、思う存分食べると幸せもお腹も満たされますよね。でも幸せな気分も束の間、気がついた時にはお腹や腰の周りに脂肪がたくさんついている!という状況に…。

今回は薬剤師である筆者が、肥満で悩む前にできる“食べ方の対策”について紹介します。

メタボリックシンドロームってどんな人?

メタボリックシンドロームってどんな人?

“太っていればメタボ”と思っている人も多いのではないでしょうか。

じつは、きちんと数値化された基準があります。まず、おヘソ周りのサイズの基準です。男性が85cm以上、女性が90cm以上ある人はメタボの第一条件をクリアしています。さらに、「血清脂質」、「血糖値」、「血圧」の3つのうち、2つの数値が異常を示しているとメタボと呼ぶことができます。
その基準値は、中性脂肪が150mg/dL以上またはHDLが40mg/dL未満、空腹時の血糖値が110mg/dL以上、最高血圧が130mmHg以上または最低血圧が85mmHg以上です。

メタボに該当すると、脳梗塞心筋梗塞などの動脈硬化性疾患のリスクが増すため生活習慣の見直しがとても大切となります。

夜食症候群って!?

“太る”ことが気になりだすと、まず“食べる内容”を気にしがちですが、じつは食べるタイミングがとても重要なんです。

特に気をつけたいのが夜の食事。1日のうちの摂取カロリーの4分1以上を寝るまでの2時間以内に食べる習慣を「夜食症候群」といいます。
この習慣がある人は、脂質を代謝したり満腹中枢を刺激し食欲を抑えるホルモンである“レプチン”の分泌が減少してしまいます。その結果、代謝も下がりさらに寝る直前にとった食べ物が体に蓄積しやすくなってしまいます。
さらに、体に脂質が蓄積していくとレプチンの働きを発揮しづらい体質へ変化させてしまいます。

食べ方の工夫で肥満対策!

食べ方の工夫で肥満対策!

遅い時間に食事をとる習慣がある人はレプチンの分泌が減少しやすくなりますが、早食いの習慣がある人もレプチンの分泌を減少させてしまいます。食事を20分以上続けると、ようやくレプチンが分泌されるようになっていきます。
また、よく噛む動作も咀嚼中枢を刺激してレプチンの分泌を促進します。一口分を口にいれたら最低でも30回は噛むようにしてみましょう。

よく噛むことは、レプチンだけではなくダイエットに関わるインスリンやヒスタミンなどのホルモンの分泌に関係したり、消化を助けるアミラーゼなどの酵素の分泌にも関係するためオススメです。


食べる内容だけではなく、食べるタイミングや食べ方もとても大切です。今まで食べ物の内容だけを気をつけていた人は実践すると効果を感じやすいかもしれません。
ぜひお試しくださいね。

こちらも参考に!

悩み別漢方「胃もたれ」
https://www.kampo-view.com/nayami/motare01.html

悩み別漢方「食欲不振」
https://www.kampo-view.com/nayami/syokuyoku01.html