おしゃれを楽しむ近道!春は“大きな筋肉”を鍛えよう!
春になると、パステルカラーやシルエットの出る洋服などでおしゃれを楽しみたくなります。
でも、淡く明るいパステルカラーは、ものを大きく見せる「膨張色」とされていますし、シルエットを強調しすぎると、お腹やお尻のたるみが気になってしまいますよね。
今回は、おしゃれを楽しむために、たるんだカラダを引き締める「タイプ別トレーニング法」を紹介します!
下半身トレーニングが効率的!
基礎代謝は、筋肉量に比例すると言われています。
基礎代謝とは、カラダを動かしていない時に使われるエネルギーのことを表しています。つまり、痩せるための近道は筋肉量を増やすことですが、何から始めればいいか分からない人も多いと思います。
カラダにはたくさんの筋肉がありますが、まずは比較的大きな筋肉を鍛えることがオススメです。なぜなら、全身の筋肉の約75%は、この大きな筋肉が占めていると言われているからです。
その中でも、お尻と太ももの筋肉は約50%を占めているので、下半身のトレーニングが効率的と考えられます。
それでは、最初から取り組みやすく、効率の良いトレーニング法を紹介していきます。
下半身トレーニング (その1)
太ももとお尻、そして体幹を同時に鍛えるトレーニング法「ランジ」です。
- まっすぐ立ちます
- 上半身はまっすぐに保ったまま、片足を大きく前に出し、立ち膝の体勢になるように腰を落とします
- 元の体勢に戻します
- 同様に逆の足を行います
※両手におもりをもって行うとより負荷がかかり効果的です
今回は前に出す方法ですが、慣れてきたら後ろに大きく一歩下がるようにランジしたり、横に大きく一歩出してランジすることで、使われる筋肉も変わるのでオススメです。
下半身トレーニング (その2)
太ももとお腹周りを鍛えるトレーニング法「サイクルクランチ」です。
- 仰向けになり、両足をまっすぐ伸ばしたまま少し浮かせます
- 自転車を漕ぐように足を動かします(上半身は少しお腹を見るようにします)
- 慣れてきたら、上半身をひねりながら対角線上の肘と膝がくっつくようにします
- テンポよく30回程度繰り返します
※肘と膝がくっついていない逆側の足は、まっすぐ伸ばすようにするとより効果的です
両方ともシンプルな動きで続けやすいものです。朝起きた時や、歯を磨くタイミングなどに組み込んでみると続けやすいと思います。
筋力アップして痩せやすいカラダを作り、おしゃれを楽しむ季節にしたいですね。
薬剤師・大久保 愛