太ったかも!通勤電車で「たるんだお腹と大根足」を絞るエクササイズ
食べてゴロゴロする機会が増えてしまう冬。ふと鏡をみると、太ったかも?と思うことはありませんか?そのお肉が定着してしまう前にすぐにでも何か対策したいですよね。
ダイエットに時間を割くことが難しい現代人にとって、通勤時間に対策がとれたら理想的。
今回は、その通勤時間に、気になるお腹と脚をみるみる絞れる方法をご紹介したいと思います。
1:出っ腹対策
お腹が出る一番多い理由は、内臓が下垂していることです。お腹の周りには臓器を支える骨がないため、筋肉で支えるしかありません。だから、内臓を支える筋肉であるインナーマッスルを鍛えることが、出っ腹を予防する近道なんです。
それでは、そのインナーマッスルを鍛える「呼吸法」を紹介します。
(1)姿勢を正しておヘソから5センチくらい下をへこましながら、大きく息を吸い、胸を膨らませます(胸式呼吸)。
(2)次に、お腹全体をへこましながら、息を10~15秒かけて吐き切ります。
(3)その後、息を吐き切った状態のお腹を、30秒程度保ちながら普通の呼吸をします。息を吐くときにお尻の穴に力を入れるとより効果的です。これを3~5回繰り返します。
2:大根足対策
太ももの間の隙間がなくなってきてはいませんか? 太ももがムチムチすると細身のパンツやレギンスも似合わなくなりますよね。これは、太ももの内側の内転筋が衰えたことが原因かもしれません。
そこで、座ったままこっそりできる、トレーニング方法を紹介します。
(1)座った状態で、両手を内腿に挟み太ももを持ち、外側に広げようとします。
(2)両足は内側に閉じるイメージで力をかけ、10秒間キープします。これを3~5回繰り返します。
どちらも簡単にできる方法ですよね。毎日電車に乗るときに必ずやるようにするなど、習慣化することでスラッとした体をキープできます。運動する時間がない人は、さくっとお手軽エクササイズで引き締めましょう。
薬剤師・大久保 愛