忘年会太りから卒業!今すぐ座り方を変えてみて!「デスクでながらエクササイズ」
年末年始で外食の機会や、豪華な食事を食べる機会が増えますよね。毎年この時期は太ってしまう人も多いと思います。足を見るとむくんでいたり、お尻がプクプクと四角く垂れてきたり、太ももの隙間がなくなってきたり……、下半身デブになっている人はいないでしょうか。
今回は、仕事中にデスクでできる簡単な美脚エクササイズをご紹介します。
太ももの間に隙間がない人におすすめ
内ももの内側“内転筋群”の筋肉が弱くなると太ももに締りがなくなり、隙間がなくなってしまいます。日常の座り方のクセで、膝がくっついていなかったり、脚を組んだりしてしまうと内転筋群が弱くなり、太ももが太くなる原因になります。
本来、座っているときは、膝とふくらはぎとくるぶしの三点がくっついていることが理想的です。
エクササイズの方法はとても簡単です! 座っているときに膝の間に携帯電話を挟むだけです。携帯電話ではなく、本などでも代用できます。正しい座り方になるだけではなく、筋トレもできて引き締まった脚に導いてくれます。
足首が太くてむくみやすい人におすすめ
足首が太くて気になる方は、むくみやすい膝下の循環をよくしてあげることが重要です。それでは、重りを使ったエクササイズをご紹介します。用意するものは、辞典や2Lのペットボトルなど近くにある重いものです。
方法は、膝の上に重りをのせ、つま先を地面につけたまま両足のかかとをできる限り上にあげて、ゆっくりとかかとを下げます。このかかとの上げ下げを30回程度繰り返します。足首を動かすことで血液の滞りを防ぎ、むくみ解消にも繋がります。
座っている時だけではなく、重りを持ちながら立ち上がり、膝を曲げないように気をつけてかかとの上げ下げをするのもさらに効果的です。
お尻が垂れてきた人におすすめ
引き締まったプリッとしたお尻は誰もが憧れますよね。しかし、お尻が垂れていると脚が短く見えたり、パンツスタイルが似合わなくなってしまったりと悲しいことばかり……。そこで、最近垂れてしまったお尻を隠すようなお洋服ばかり着てしまう、隠れ下半身デブ解消におすすめです。方法は、お尻の穴にギューッと力を入れて、そのまま10秒間キープするだけ。出来る方は限界までキープしましょう。このエクササイズは、一日数回気づいたときに繰り返しましょう。お尻が垂れるのを防ぐだけではなく、生理痛の緩和や尿漏れ予防などにも効果的です。
一日の中で座っている時間は意外と長いですよね。この時間に、今回ご紹介した簡単エクササイズを日常生活に取り入れることができたら、とっても効率的に下半身太りを解消できますよね。自分の脚の気になる部位のエクササイズから実践してみましょう。
薬剤師・大久保 愛