漢方ビュー通信

春本番!薄着になる前にストレッチでスタイルアップを目指そう

春本番!薄着になる前にストレッチでスタイルアップを目指そう

いつでも、どこでもできる手軽さが魅力

筋や関節を意図的に伸ばして、カラダの柔軟性を高めるための“ストレッチ”。
スポーツ前後のけが予防や、高齢者の健康増進といった目的のほか、医療現場ではリハビリの一環として用いられるなど、さまざまな現場で広く行われています。
このストレッチの良さは、なんと言っても運動が得意じゃないという人でも、カラダが硬い人でもできるところ。広いスペースも不要で、いつでも、どこでも簡単にできてしまう手軽さが魅力です。

カラダが柔らかいことの5つのメリットとは?

ストレッチの一番の効果は、カラダが柔軟になるということ。
じつは、これって驚くほど私たち人間にとって大切な要素なんです。
例えば、カラダが硬いと本来動かすべき関節などが十分に動かなくなりますし、カラダが本来のバランスをとれなくなるため、ゆがみなども生じると言われています。
血流も悪くなるため、冷えやむくみなどの原因にも。さらに、肩こりや腰痛などを引き起こす元にもなってしまいます。
逆に、カラダの柔軟性を保つことができれば、動作がスムーズになるので疲れにくくなりますし、姿勢もよくなります。血行が良くなることで、前述したようなカラダのトラブルの解消にもつながります。

カラダが柔らかいことの5つのメリットとは?

ストレッチの効果

カラダの動きがスムーズになる
血流が良くなり、冷えやむくみの予防・解消になる
肩こりや腰痛の予防・解消になる
疲れにくいカラダになる
姿勢がよくなる など

30分のストレッチでリラックス効果

最近では、ストレッチで筋や関節を伸ばすことで、リラクゼーション効果があることも分かってきました。
30分ほどストレッチを行って、その前後で脳波や自律神経の状態を調べた研究では、リラックスしているときに出るα波が出て、副交感神経が優位になるということが明らかになっています。
つまり、月経前のイライラ日々のストレス解消などにも、このストレッチが役立つ可能性があるということ。それがひいては、ストレス太りを防ぐことにもつながっていくと言えそうです。
カラダのバランスを整えて、不調を解消するところは、“KAMPO”にも通じるところがありますね。

呼吸をしながら、伸ばす場所を意識して

呼吸をしながら、伸ばす場所を意識して

ストレッチには、反動を付けて筋肉を収縮させる「動的ストレッチ」と、じんわりと筋や関節を伸ばしてキープする「静的ストレッチ」の2つのタイプがあります。前者は血流促進に、後者はリラックスなどに役立つとされています。
いずれにしても大切なのは、伸ばしたいところを意識しながら、呼吸を止めずに行うこと。
ストレッチの効果的なやり方、注意点などについては、さまざまな解説本が出ているので、それらを参照してくださいね。

薄着になる季節がくる前に、ストレッチ習慣でスタイルアップを目指してみてはいかがでしょう!

こちらも参考に!

<厚生労働省>
生活習慣病予防のための健康情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/keywords/stretching

Apr 18 2017

医療ライター・山内

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