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漢方ビュー通信

過食は要注意!今すぐ健康的な食事をはじめよう

過食は要注意!今すぐ健康的な食事をはじめよう

寒い季節は、食べ物がおいしくなりますよね。
脂がのった魚をはじめホクホクした根菜や豊富な種類のキノコなど、四季のある日本ならではの食文化を楽しむことができます。

ただし、「食」には食欲という言葉があるように、そのをコントロールすることが大事になります。
欲望のまま長期的に偏ったものを食べたり、いつも満腹になるまで食べていたり、ストレス解消に過食したり、お腹が空いていないのに依存的に特定のものを食べ続けたり…気をつけないとカラダに害をもたらしてしまうこともあります。
当然のことですが、良い食事を継続すると健康的なカラダになっていきますが、悪い食事を継続していると不健康なカラダになってしまいます。

そこで、今回は薬剤師である筆者が、なかなか管理の難しい“健康的な食事”について解説します。

腹七分目が老化予防に!?

昔から食べ過ぎはカラダに悪く、“腹八分目”くらいがちょうどよいとされているのは聞いたことがあると思います。
じつは最近、腹七分目がサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の働きを活発にして老化の予防につながるということが分かってきました。

腹七分目とは、一日に必要な摂取カロリーの七割程度を表します。
こうした食習慣は、老化防止だけではなく認知症や糖尿病、肥満症、動脈硬化などのさまざまな生活習慣病の予防に役立つとされています。

腹七分目が老化予防に!?

どうしても食べ過ぎてしまうという人は、「一回一動作の和の作法」がおすすめです。
これは、何かをしながら食事をするのではなく、目の前の食事に集中することでゆっくりとした食事ができ、よく噛んで食べれるようになることです。
すると、満腹中枢が刺激されやすくなったり、胃腸など消化器官に対する負荷を軽減できたり、よく噛むことでメンタルを安定させたり、睡眠の質にも関わるセロトニンの分泌にも効果が期待できるようになります。

健康な食事のスタートラインは、まずはここからです。その上で、さまざまな健康食の情報を採り入れていくとより効果的になるでしょう。

食べ過ぎが招くことは…

毎回の食事で、満腹になるまで食べ続けている人は要注意です。
なぜなら、食べ過ぎは活性酸素の増加を招き、高血圧や糖尿病などにつながることがあるからです。

例えば、常に満腹の状態だと、カラダの中に溜まる不要なものを除去したり、有害物質から守り細胞内を正常に保つオートファジーの活性が鈍くなるとされています。そうすると、古く傷ついた細胞がカラダに蓄積されることになり、それが全身に影響し、老化や病気につながるのです。

また、ストレスがあるときや生理前などに、食欲が止められず食べ過ぎてしまう人も多いようです。
困ったことに、ストレスによる過食時には、健康的なものではなくジャンクフードなどを選びがちです。ハンバーガーやドーナッツ、クッキー、チョコレート、パスタ、ラーメン、ピザ、総菜パン、フライドチキンなどの揚げ物、お酒などが好まれる傾向にありますが、いずれも糖質が多く、高脂肪食品には依存性があるので、一度食べ癖がつくと繰り返しやすくなってしまいます。

ストレスによる過食を改善することはなかなか難しいと思います。また、すでにこのような食べ癖がついてしまっている人は、何かしらの対策を講じる必要があります。次の項で具体策を紹介しますので、参考にしてみてください。

過食を抑える簡単な方法とは?

過食を抑える簡単な方法として、食前にレモン水を飲む、または最初にキャベツを食べることが挙げられます。これは、どちらも食欲を抑えたり、血糖値の上昇を抑えたりする働きがあるとされているからです。
さらに、レモンの香りにはストレスを軽減する働きがあり、キャベツには食べ過ぎて負担のかかった胃腸の働きを助ける働きがあります。満腹まで食べてしまう、食べ癖が抜けない、ストレスで過食してしまうという人は、ぜひ一度試してみてください。

また、それ以外にもストレス軽減や過食、そして過食による胃腸障害などのケアに役立つのが漢方薬です。どうしても自分の意志で改善できないときには、早めに頼ることをおすすめします。
その際、どういった漢方薬が自分に合っているのかは、その時のカラダの状態によって変わってきますので、なるべくかかりつけ医に相談したり、お近くの医師や薬剤師に相談された方が安心でしょう。

漢方薬

食事による影響はすぐに目に見えるものではないので危機感が薄くなり、慢性化しやすいのも特徴です。これらの影響は、生活習慣病や老化にまで、じわじわと確実に関係してくるものです。
カラダを悪くしてしまっては、そもそもの食事を楽しむこともできません。毎日のことなので、健康的な食事内容や腹七分目を意識して、これからも食事を楽しんでいけるようにしましょうね。

ご存じですか?

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師が漢方独自の診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

こちらも参考に!

漢方に詳しい病院・医師検索サイト紹介

https://www.kampo-view.com/clinic
Nov 24 2021

薬剤師・大久保 愛

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