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年末年始の油断は、正月病を招きます!

年末年始の油断は、正月病を招きます!

新型コロナウイルス感染症が流行した影響で、リモートワークを推奨する会社が増え、出社日が減ったという人は多いかと思います。そのため、リモートワーク以外で出勤する際につらさを感じる人も増えたのではないでしょうか。
そしてこれから、年末年始にかけての大型連休も控えています。
正月明けに仕事に行くのがつらい、だるい、やる気が出ない…と感じてしまう“正月病”を患う人が出てくることが予想されます。

そこで今回は、薬剤師である筆者が、この正月病の対策について解説します。

正月病の原因は不摂生!

正月病とは、年末年始の長期休暇(正月休み)明けに感じる、眠気やだるさ、疲労感などの一般的な病名がつかない不調のことをいいます。この状態が長く続くと、うつになってしまう場合もあります。

正月病の原因は、短期間で生活リズムが乱れてしまうことによります。
例えば、年末年始は食事内容が変わったり、夜更かしや朝寝坊をしたり、カラダを動かさずに過ごすことも多いと思います。
また、外出の機会も減ると、日光に当たる時間が減り、睡眠のリズムや心の安定に必要なセロトニンという物質の分泌も減少してしまいます。

これらのことから、カラダ自体がバテてしまい、それが起因して心の状態にも影響してきていることが考えられます。
ですので、正月病は、年末年始の過ごし方の結果として起こるものなので、気合いや気力ですぐに改善することはなかなか難しいのです。

年末年始にカラダのリズムを崩さないために

年末年始にカラダのリズムを崩さないために

年末年始の食事内容に手を抜いてしまうと、ふだんにも増して味付けの濃いものが増えてしまいます。その上、カラダを動かすこともなく、“食べては寝る”を繰り返す日々を過ごしてしまいがちです。そして、体力的にも疲れていないので、寝る時間も不規則になってしまいます。

このように、この期間はリズムを崩しやすい要素がたくさんあるので、油断は禁物です。
また、万が一崩してしまった場合は、せっかくの新年ですし、なるべく早い段階で通常のリズムに戻したいですよね。
そのポイントとして、5つ紹介しますので覚えておくとよいでしょう。

1)朝日を浴びるようにする
2)寝る時間が日によってずれてしまっても、起きる時間を固定する
3)低糖質、高タンパク、高食物繊維の食事を心がける
4)ストレッチや散歩など軽くカラダを動かすようにする
5)腹七分目から八分目を心掛ける

いたって当たり前のことですが、年末年始の時期こそ意識しておきたいことばかりです。
毎年、この時期になるとカラダがだるい、重い、眠いと悩む人は実践してみましょう。

正月病の改善の手助けに漢方薬もおすすめです

漢方入門!漢方薬の名前に隠された秘密を解説

さて、前の項で紹介した5つのポイント以外に、漢方薬も助けになってくれる場合があります。

いつもの自分と違う…例えば、眠れない、やる気がでない、頭が痛い、耳鳴りがするといった症状をはじめ、明らかに太ってしまった、むくみがとれない、緊張感や不安感があるなど、正月病として感じるものは人によって違います。
これらの症状に挙げられる“病気とはいえない不調”は、漢方の得意分野とするところでもあります。
生活のリズムを戻す行動をしてもなかなか改善されない時などには、かかりつけの医師や漢方に詳しい医師、薬剤師に相談してみるとよいでしょう。

ココロとカラダのバランスをしっかりと整えて、気持ちよく新年のスタートを切れるように、規則正しい生活を心がけましょう。

ご存じですか?

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師が漢方独自の診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

こちらも参考に!

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https://www.kampo-view.com/clinic
Dec 28 2021

薬剤師・大久保 愛

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