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漢方ビュー通信

“受診控え”をあらためよう!なんとなく不調は早めに対策を

“受診控え”をあらためよう!なんとなく不調は早めに対策を

自粛生活が続いた影響で、毎年行っていたがん検診や定期検診、そしてなんとなく不調を感じた際の受診などを控えている人が多いようです。
カラダに致命的な不具合が起きているわけではないので、不要不急の外出と考え、過度に“受診控え”してしまっているのではないかと思います。

例えば、国立がん研究センターのデータによると、新たにがんと診断された人は減少傾向にあるとのこと。ですが、そもそもがん患者数は毎年増加傾向にあります。
つまり、検査を受けないがために、新たながん患者が計上されていないといえます。恐ろしいのは、通常よりも発見が遅れ、症状が進行してしまっている状態の人が増加しているのではないかということです。

そこで、今回は薬剤師である筆者が、受診控えがもたらす「なんとなく不調」の影響について解説します。

なんとなく不調を放置しないで

なんとなく不調を放置しないで

冒頭でもお伝えしたように、ちょっとした不調で病院に行くことを控える人が増えていますが、診療科目では心療内科を受診する人は増えているそう。
これは、我慢することが続いたり、不安になるようなニュースが続いたりしたことで、ココロに不調を感じてしまう人が増加したのではないかとも推測できますが、カラダに起きているなんとなく不調を放置していたことによって、発症した可能性も考えられます。

なんとなく不調の中には、胃の調子が悪く食事から栄養が十分に吸収できていなかったり、立眩みや疲労感を伴う貧血に気がつかず過ごしていたり、下痢や便秘が続き、腸の状態が悪かったりすることも考えられ、それらがココロの安定を損なう原因にもなります。

なんとなく不調をそのまま放置していたり、受診控えのせいで発見が遅くなったりすることで、早期発見できたものが進行してしまうケースも増加しています。
当然のことですが、不調を改善することや検診を行うことは不要不急の行動にはあたらないので、一生をともにするカラダの状態を整えることを後回しにしないようにしましょう。

なんとなく不調には漢方薬を

漢方薬

病気になる前の状態や、原因の特定ができない不調のことを漢方医学では「未病」と呼びます。
じつは、漢方医学は、この未病の改善を得意としています。

例えば、西洋医学では、その原因を特定した上で治療を開始しますが、未病のように原因が分からない状態だとなかなか治療ができないことがあります。
ですが、漢方医学では、はっきりとした病名がなくても、その時の体調や症状に合わせて、漢方薬を処方し、助けになってくれる場合があります。

もし、なんとなく不調を感じていたり、長い間悩んでいるような症状があれば、その症状が重症化しないように、かかりつけ医などに相談してみましょう。その際、選択肢のひとつに漢方薬もあれば安心だと思います。

ここ数年で、自分のカラダを守るために意識を高めていった人や健康について敏感になっている人は増えたと思います。
なんとなく不調は、カラダに負荷をかけている習慣があることを知らせてくれる合図です。
その小さな不調ひとつひとつを、その都度改善していくことで、大きな病気を引き起こす割合は少なくなっていくはずです。
受診控えの習慣をあらためて、なんとなく不調をそのまま放置せず、早めに対処できるうちに対策していくことが大事です。

ご存じですか?

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師が漢方独自の診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

こちらも参考に!

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https://www.kampo-view.com/clinic
Jan 4 2022

薬剤師・大久保 愛

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