漢方ビュー通信

【薬の豆知識】病院の薬&薬局・ドラッグストアの薬

【薬の豆知識】病院の薬&薬局・ドラッグストアの薬

薬は健康や生命を維持するために欠かせない存在

体調の悪さや、さまざまな症状を解消する手助けになる医薬品
「できるだけ薬を飲みたくない」という人もいれば、「常備薬があると安心」という人もいると思います。筆者はどちらかというと後者のタイプで、起こりやすい不調や症状に対する薬は、「お守り」のような感じで用意しています。

健康な人であれば、たまに使うぐらいの薬ですが、持病などのため医師から処方してもらっている薬を毎日飲んでいる人もいるでしょう。そういう人たちにとっては、生命や健康を維持するために欠かせない存在となっています。
さて、こうした薬について案外、知らないことも少なくありません。そこで、あらためてまとめてみようと思います。

薬の袋や箱に書かれている「用法」、「用量」とは?

まず、薬の定義からみていきましょう。
薬(医薬品)とは、「人間や動物の病気を診断したり、治療したりするために用いられる」もので、有効性や安全性、そして品質に関して、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で細かく定められています。

薬の使用の際に必ずといっていいほど出てくる「用法(服用のタイミングなどの使用方法)」や「用量(使用量)」は、有効性と安全性の観点から、試験管や動物による実験、そしてヒトによる臨床試験を基にして決められたルールです。
体内での成分の巡り方や効き方、薬が体外に排出される時間など、さまざまなものを考慮して決められているので、守らなければならないもの。
「朝、飲み忘れたから、夜に2回分飲もう」というわけにはいかないのです。

「医療用医薬品」と「一般用医薬品」の違いは?

さらに薬には大きく、医師の診察に基づいて薬剤師から処方される「医療用医薬品」と、医療用医薬品以外の、主に薬局やドラッグストアで販売されている「一般用医薬品」があります。後者は「市販薬」ともいいます。

一般用医薬品は私たちが(薬剤師などに相談するなどして)購入し、自らの判断で使用する薬なので、比較的安全性の高い成分、および配合になっています。風邪薬のように複数の成分が入っているものもありますが、基本的には医療用医薬品よりも少ない配合量となっていることが多いです。

ちなみに、最近耳にする「承認基準内最大量」というのは、薬に配合されている有効成分が、定められた基準の最大量入っている、という意味になります。

 

「先発医薬品」と「ジェネリック医薬品」の違いは?

多くの薬は厚生労働省に認められて、初めて世に出ることができます。
臨床試験などを経て、最初に承認された医療用医薬品を「先発医薬品」といいます。そして、先発医薬品が発売されて、特許が切れた後に出るのが「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」です。

先発医薬品と同じ成分でできていて、有効性と安全性、品質も先発医薬品と同等ですが、開発費用がかかっていないので、薬代が安価になっています。最近はさまざまな薬でジェネリック医薬品が出てきています。
今は医師に薬を処方してもらう際に、「ジェネリックで──」と希望することもできますし、薬局でジェネリックを選ぶこともできます。

参照

厚生労働省 医療用医薬品と一般用医薬品の比較について
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0906-6c.html

日本ジェネリック製薬協会 ジェネリック医薬品とは
https://www.jga.gr.jp/general/about.html

ご存じですか?

医療用漢方製剤はお近くの医療機関で処方してもらうこともできます。
ご自身の症状で気になることがありましたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
(すべての医師が漢方独自の診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。)

こちらも参考に!

漢方に詳しい病院・医師検索サイト紹介

https://www.kampo-view.com/clinic
Dec 6 2023

医療ライター・山内

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