漢方ビュー通信

朝のヨーグルトも!? 「子宮疲れ」を招くNG習慣

朝のヨーグルトも!? 「子宮疲れ」を招くNG習慣

女性は生理周期による体調の変化に加え、妊娠に出産、更年期による体調の変化など、女性特有の体の変化があります。1カ月周期で変化するものもあれば、何年かの周期で変化するものがあるので、子宮や卵巣に負担をかけることはよくありません。

今回は、薬剤師の筆者が絶対にしない“子宮疲れ”を招く3つのNG習慣を解説します。日常習慣で、気づかぬうちに行っていることもあるので、注意して見ていきましょう。

朝食に“冷たい”ヨーグルトを食べる

朝食に“冷たい”ヨーグルトを食べる

腸内環境を整える効果がある発酵食品を、食事に取り入れている人は多いと思います。

そこで、朝食にヨーグルトを食べている人も多いのではないでしょうか?
しかし、注意したいのは冷蔵庫から出してすぐの“冷たい”ヨーグルト。
じつは、内臓や子宮を冷やしてしまうため血行を悪くしてしまう可能性があるんです。
起きたばかりの朝は、内臓の動きが活発ではないので、温かく体にやさしいものを摂るといいですよ。
朝に限らず体調の優れないときは、体温よりも温かいものを選ぶことをオススメします。

よく脚を組む

よく脚を組む

脚を組むのが癖になっている人は、太ももの内側にある内転筋群が弱っている可能性があります。内転筋群が弱っていると、立った状態で両足の小指側に体重が偏ったり、座ったときに両膝を揃えにくかったりという特徴があります。
さらに、子宮を支えている骨盤底筋群も緩み、子宮が下垂しやすくなります。子宮が下垂すると股関節周辺が圧迫され血行不良を招き、生理痛生理不順PMSなどの原因となることがあります。

スキニージーンズや補正下着をよく穿く

スキニージーンズや補正下着をよく穿く

スキニージーンズや補正下着は体型をきれいに見せますが、締めつけが強いのが特徴。
じつは、この強い締めつけは、腰周りの血流を悪くし、股関節周辺の血行不良を起こしやすくするので、子宮や卵巣に負担をかけることがあります。

子宮や卵巣に負担をかけたくない人は、筋力をアップさせましょう!
妊娠、出産、老化などで弱ってくる股関節周りの筋肉は、スキニージーンズや補正下着のようなものではなく、自力で美スタイルを維持できるように努力しましょうね。


日常的に行っている癖の改善は、子宮や卵巣によい影響を及ぼし、婦人科系にまつわるトラブルも減少します。試せるものから実践してみてくださいね。

Sep 8 2017

薬剤師・大久保 愛

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